現在のジャンプではワンピース、ヒロアカ、鬼滅の刃の3作品が主力の柱になっている。
で、それを脇から支える形で、約束のネバーランドやドクターストーンのようなバリエーションが存在してる…って思うんだよね。
ただ今回革新したんだけど、チェンソーマンは本当ジャンプの「4本目の柱」になりえるんじゃないかな、って。
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評価沸騰爆上げモード、4本目の柱に推したい!
バトワンはワンピースの「俺たちは仲間だ!」みたいなノリがとても大好きで、連載開始時のジャンプからずっと作品を追いかけてきた。
しかしあれから時は流れて、いまは“漫画界”という時代も大きくうねっていると思うんだよね。
友情・努力・勝利の3要素を備えたワンピースと、それを継承していく流れのヒロアカと鬼滅の刃。
ただ、チェンソーマンは全く別の角度から「友情・努力・勝利」を描こうとしているように見える!
チェンソーマン18話より引用 俺たちは仲間だ!とは正反対の構図!
これまでジャンプ作品では、友情・努力・勝利を「光の方角」から照らしてきた。
その権化こそが、現在のワンピースだと思うんだよね。
でも、チェンソーマンはそれを「闇の方角から照らそうとしている」かのように見えるんだ。
簡単に裏切る仲間たち、全然信用し合えてないチーム。
隙あればデンジの命を取ろうとするパワーの存在とかも相まって、すごい混沌としているよね!
でも、これもまたやっぱり「公安退魔特異4課」というチームではあるんだ。
心はバラバラでも、仲間は仲間なんだよね。しかもそれぞれがめっちゃ濃い!!
上記は“切り口の斬新さ”が良く伝わってくるカットだった!
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グロいだけじゃなく、中身がある!
ジャンプにはこれまでも色々なグロ表現バトル漫画が存在した。
具体的に名前は挙げないけど、多くのグロ漫画が打ち切りになっていったんだ。
確かにエロ&暴力は人の目を引く表現ではあるんだけど、このことは「グロけりゃ良いってモンじゃない」ということも同時に示している。
いかにエロ&グロを使ったとしても、物語が薄っぺらかったらだめなんだ。
でも、チェンソーマンは織り込まれているエロ&グロ描写に負けないほどに、ストーリーや言葉選びが濃密で骨太。
今回の19話も「そりゃー人気出るわw」って思わせる表現の連続だったと思う!
チェンソーマン19話より引用 「そりゃー人気出るわw」って思わせる表現の連続だった!
強烈な暴力表現がインパクト大なチェンソーマンだけど、それが引き立てられるのも「水面下でしっかり組み立てられた骨太な土台」があるからこそ。
特に“人間観察&表現力”に関しては、それこそ尾田先生、堀越先生、吾峠先生とは別の切り口を持った鋭さを備えている作家さんのように思えるかな!
チェンソーマンは単行本はまだ1巻しか発売されていないので、今のうちに購入して読んでみてほしい!!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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