前回の11話にて、司目掛けて2対1で立ち回り“火薬をぶちまける”という立ち回りをしてみせた大樹と杠(ゆずりは)。
結果的に今回の12話では「実は安全な方法を取ってました」って感じだったんだけど…うーん、前回思いっきり2人に幻滅した気持ちをどう整理したら良いのか難しいところだ!
首の後の石化残っているやつとかもご都合主義っぽいし、これからどのような視点で読んでいくべきか“分岐点”に立たされてしまったのは事実かもしれない!
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第12話「Epilogue of Prologue」確定ネタバレ感想&考察・解説!
今回のドクターストーンは「そんなことってある?」という感覚が、2回も立て続けに起こってしまった回。
まず問題のシーンその1は以下だ!
あれだけ盛大に火薬をぶちまけ、殺人級の大爆発を起こしていながら「実は退路を作るのが狙いでした」といった感じの演出。
これは正直、疑惑の判定かもしれない!
ドクターストーン・12話より引用 あの爆発の距離&規模で、実は退路を作るのが狙いだった?
前回のエピソードを振り返ればわかると思うけど、杠がぶちまけた火薬の量はかなりのもの。
そして、その火薬は司に対して寸でのところまで迫っている感じだ!
上記カットを見ても、火薬は半径1メートル以内くらいには一度られていることがわかる!
にもかかわらず、爆発の規模はどうだっただろうか?
少なくとも前回ラストの爆発は“小さい家くらいなら木っ端微塵に出来る規模の爆発”だったと思う。
この距離であの爆発を放っておいて、実は退路を…と言われても、なんだか腑に落ちない(急遽強引に方針転換したようにみえる)…というのが正直なところだ。
ドクターストーン・12話より引用 退路を生み出し逃げる大樹!
正直、これならまだ大樹&杠が火薬を使って殺人未遂をしようとした…とした流れにし、それに明確な理由を当てたほうが、納得出来る範囲だったんじゃないだろうか…。
うーん、このあたりの解釈は個人差ある感じかな?
少なくともバトワンとしてはなんか“苦しい言い訳”を語られているように感じてしまった!
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千空の首に石化が残っていた?
で、次は違和感を感じたヶ所パート2。
千空の首に石化が残っていたことに関しては、これからどのように理由をつけてくれるのか、楽しみにしたいところ!
石化解除の薬も持っておきながら、自らの首だけを放置していた理由。
そして、司の攻撃を意図的に石の部分に誘導し、それを成し遂げることが出来、かつ“司ともあろう者にそれを悟らせない”という、極めて成功率の低い賭けに出る決断が出来た理由と、それを成功に至らしめたことを説明する明確な根拠。
一応はSFってことだから、そのあたりの理由付けがどう行われるのか期待したいところだ!
ドクターストーン・12話より引用 千空の首に石化が残っていた
また、今回のシナリオでは“首の石化解除”に伴って千空が息を吹き返すのでは?といった流れ。
これもしっかりとした理由付けを行わない限り、 長く読者の中に違和感を残してしまうこととなるだろう!
石化した首を狙わせたところで司の攻撃のショックを和らげられるとは到底思えない。
また、これで息を吹き替えそうものなら「何がどうなって息を吹き替えしたのか?」がチンプンカンプンになってしまうことだろう。
バトワンとしては嫌いな作風じゃないだけに、このまま論理崩壊をしてしまうのはツラい部分があるかもしれない!!
ドクターストーン・12話より引用 SFとして致命的な論理崩壊を起こしてしまいそうな予感…!
首の後ろの石化解除と、大樹による必死の呼びかけ。
このまままるで魔法使いの魔法のような、ファンタジーな力で千空は蘇ってしまうのだろうか?
未来の地球でのサバイバル冒険SF。
現実的な論理展開はサイエンスフィクションの要であるともいえるわけだし、このまま「ギャグで論理を覆す展開」とかにはしてほしくないところ!
なんとか論理を立て直し、自然さを取り戻す方法を模索してくれることを願ってやまない!!
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