壮絶な画力&トリビア的な科学知識で人気になってきたドクターストーン。
SFとしては論理がおかしく感じるところが多々見受けられるけど、ギャグで調和を取る工夫もほどこされており、読みやすい感じがグッドだよね!
今回の32話ではクロム&千空の“科学チーム”で硫酸採集に動く展開となった感じだ!
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第32話「BRAIN&HEART」ネタバレ確定感想&考察!
今回のシナリオは、基本的には硫酸採集だった。
硫酸は金・白金以外の金属を溶かしたり、皮膚につくと火傷したりする劇薬。
無事に採集して帰ってこられるか、科学チームの立ち回りが問われる感じだ!
以前の展開も汲んで「毒ガス地帯の一件」があったから、クロムも結構ビビってた感じ!
ドクターストーン第32話より引用 クロムも結構ビビってた感じ!
太古の未来(?)みたいなストーンワールドでは、毒ガスが充満するエメラルドグリーンの泉水はまさに「死の女神が横たわる場所」みたいな感じなんだろう。
具体的な科学知識よりも古いしきたりなどといった“村の習わし”とかに長く触れて生きてきたクロムにとっては、より一層怖い場所なはずだ!
ちなみに2人は前回開発したガスマスクをしっかり装着していたわけだけど、千空も怖くないわけではなかった様子!
ドクターストーン第32話より引用 千空も怖くないわけではなかったみたいだ!
これまでは「科学が味方だからオレ様は無敵だぜククク…」みたいな側面が前に出がちだったからアレだけど、少し人間的な部分が見えてきたね!
千空の震える腕からは、震える心を思考の力でカバーしようとしている…みたいな印象を受けた!
涼やかな表情をしているぶん、対象的な手汗と震えが彼の人物像を、これまでの浮世離れした雰囲気からリアルな場所へ、少しだけ引き戻してくれたような気がする!
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転落するクロム&駆けつける金狼!
硫酸採集の最中「千空のガスマスクの根本が溶けかかる」というアクシデントが発生。
そっちに気を取られたクロムは崖から足を踏み外し、硫酸の泉にダイブしそうになってしまう!
ここはまさにピンチ真っ盛りな場面で、表現の巧みさが凄いな、と思った感じだ!
ドクターストーン第32話より引用 硫酸の泉にダイブしそうになってしまったクロム
落下する数秒の間に色々なことを考えるクロム。
時間にすると数秒の短い時間だとはいえ、こういう時間は得てして長く感じられるもの。
今回のようにコマを分割することは、フンワリと落下していく感じを表してとても良いなぁと感じた!
時間がスローに感じたであろうクロムに感情移入して読むことが出来たと思う!
で、ラストは金狼が助けに来てくれてフィニッシュ!
ドクターストーン第32話より引用 金狼が助けに来てくれてフィニッシュ!ビビりながらもよく頑張った!
金狼も相当なビビりだったと思うけど、恐れを克服して見事クロムを救出することに成功!
今回のシナリオで無事に「硫酸も手に入れた」ようだから、とりあえずは危険地帯脱出…って感じになってくるだろうね!
次回のエピソードとなる33話は、採取した硫酸を使ってなにか新しいものを作る…といったところだろうか?
いったい何を最初に作るんだろうね?
これで出来ることがグッと増えそうだから、来週以降の展開は文明が一気に進歩していきそうな予感がする!!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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