まーた出たよ、あさぎりゲンの過剰な表現…。
千空の誕生日の件もそんな感じだったけど、今回も単なるビッグマウス系だったね…。
前回「神が見ているなら、石神千空と浅霧幻は二人で仲良く地獄に落ちる」なんて言っておきながら、狙うのは無血開城戦略…。
これなら神様にバレてもニッコニコで褒めてもらえる、平和的な戦略じゃん…と感じてしまった。
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第61話「STONE WARS BEGINING」ネタバレ確定感想&考察![→62話]
今回ゲンが提案した戦略は、単なる虚報。
前時代の歌姫、リリアンの声真似をして司帝国の人々をダマし、司に対する忠誠心をグラつかせよう!って話だったみたい。
てっきり司の村の食料を毒ガスで汚染するとか、水を得ている川を分断して流れを変え集落を水没させるとか、あるいは夜襲で放火して大樹もろとも焼き払うとか…そんな戦略を想像してたんだけど…。
これは戦としては驚くほどにハッピーな戦略だったね。
ドクターストーン61話より引用 驚くほどにハッピーな戦略を提示するゲン。
まぁ、人に希望を与えてから「それがウソでした」ってなると、気分的にはガッカリはされると思う。
ただ、ドクターストーンの世界観において、それが「地獄に落ちるほどか?」と聞かれたらそれは即答でNOだ。
司の傘下についている人々は一旦ダマされたとしても、後に科学の恩恵に預かれるなら結果的に幸せなはず。(だからゲンも科学の側についてる)
この辺りを踏まえるとゲンの発言はしばらく(少なくとも信用できる表現が出てくるまでは)ちょっと信用出来ない…と判断せざるを得ないかもね〜。
で、作戦の全貌は以下なんだけど…。
ドクターストーン61話より引用 「ククク…たしかに俺らは地獄に落ちる…!」とつぶやく千空!
「ククク…たしかに俺らは地獄に落ちる…!」とつぶやく千空。
ええ?納得しちゃったのか!マジか!!
これはバトワンの感覚がズレてるだけなのかな〜、どうなんだろ。
「オレたちめっちゃ悪いことしてるんだぜ!凄いだろ〜!」って感じで振る舞っていた彼ら。
しかし実際は超・平和解決狙い…ってことで、フクザツな心境になってしまった。
彼らに言わせてみれば、仮にケシゴムを万引きしただけでも(万引きはもちろん悪いことだけど)きっと「ククク…これでオレたちは地獄に落ちる!!」とか「全人類からの恨みを買う!!」とか言い出しそうな印象を受けた。
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こういうの気持ち悪いんじゃなかったっけ千空…?
ちなみに千空は以下の56話にて「友情を口にすることに対して気持ち悪いと感じる人格の持ち主」であることが判明している。
◯【ドクターストーン】第56話「THE TREASURE!!」ネタバレ確定感想&考察![→57話]
しかし、今回の61話では、以下のような描写もされていて、再び複雑な気分になったかもしれない…。
ドクターストーン61話より引用 こういう表現は千空的にOKなんだ…?
56話でクロムが語った「オレたちは絆で結ばれたな!」みたいな表現には嫌悪感を示していたわりに「3人仲良く地獄に落ちて、世界&70億人を救おう!」みたいな表現はアリなんだね。
うーんこれらの2要素を絡めて考えると、もはや千空は自分を客観視出来ていないorクロムの発言が気に入らないかのどちらか…ってことになってきそうだけど…さてどうなんだろうか。
ここ最近のドクターストーンは、特に疑問の表現が多くなってきた気がするかも。
最後の戦法はなかなか良かった?
ちなみにラスト、片側で爆音を鳴らしてホムラをひきつけ、もう片側で運搬員を動かす…というのはいい感じだったと思う!
そこに至るまで1話を通してのプロセスはけっこう読んでて引っかかる部分が多かったけど、最後は納得の表現で締めくくってくれてよかったかな!
これから先はわりと怒涛の展開になってくるのかな〜?どうなんだろ?
ドクターストーン61話より引用 片側で爆音を鳴らしてホムラをひきつけ、もう片側で運搬員を動かす作戦!
さて、今回の「電話虚報作戦」がスタートすれば、しばらく登場していいない大樹&杠の2人も登場することになってくる。
2人はしばらく作品からフェイドアウトしていた感じだけど、違和感なく本編に戻ってこれるかな〜?
バトワンとしては61話は全体的に不完全燃焼だったけど、以降の展開はドクターストーン本来の良さが展開されることを、強く期待していけたらと思ってるよ!!
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