異色の科学マンガとして物議を醸しているドクターストーン。
今回は前回に引き続き、司帝国の監視役・ホムラを巻き込んだ「二重備考」がテーマとなって描かれることになったね!
以下、63話を読んでのバトワンなりの感想・考察を記していきたい!
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第63話「情報戦争」ネタバレ確定感想&考察![→64話]
63話の始まりは、前回のラストで描かれた“ホムラを追尾するための光のマーク”についての説明から。
どうやらこれはブラックライトに反応して光る粉…ってことで、千空がホムラを抑えた時に、そのドサクサでつけたんだそう。
あの時は簡単に振り払われてしまったけど、こういうところは抜け目ないね!
ドクターストーン63話より引用 青い光について説明する千空!
追尾の途中でホムラにはこの光に気付かれて洗われてしまったようだけど、こういう「特定の光に当ててようやくその存在に気付けるマーキング」は、とても有効なやり方だと感じたかな!
ただ、逆に以下の「挟み撃ち」についての説明は、やや腑に落ちない部分もあったと思う。
ドクターストーン63話より引用 連携を取れば挟み撃ちが出来る…ってことだけど?
千空いわく「連携を取れば挟み撃ちも出来る」ってことだけど、ぶっちゃけこれは、あらかじめ示しあせておけば“単なる狼煙(のろし)”とかで充分に対応できる範疇。
臨機応変の面では通信機器があると便利っちゃ便利だけど、ここは戦略次第で「他の道具で応用できる」って印象を受けたかも!
もちろん電話は電話で便利なので、その利便性を否定するものではないけどね!
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相手に伝わらない説明をする千空…!
ただ、今回の中・後半では相手に伝わらない説明をする千空が悪い意味で印象的だった。
以前からこういうフシはあったけど、千空は「相手の理解度に合わせて会話する」という姿勢があまり見受けられないよね。
あくまで自分の前提に周りを合わせさせようとするため、結果的に周囲は理解が突いてこれない。
いかにも「千空がすごくて周りの理解が追いついてない」かのように描かれているように感じるものの、実際は真逆だと思う。
ドクターストーン63話より引用 千空はわからない人ベースで話せる知性を身に付けないとね!
コハクら“石の時代の住人”が、科学に疎(うと)いのは誰の目からしても明らか。
説明する側である千空が本当に賢いならば、話を円滑に進めるためにも「わからない側が理解できる表現」で言葉を選んでいく必要があるはずだ。
たとえば幼稚園児に相対性理論や量子力学を説明したところで、理解できないのは当たり前のこと。
相手の立場、前提、状況に立って言葉を選ぶことも知性だと考えるなら、千空はそういった方面に成長の余地を残しているキャラクターかもしれないね!
ホムラを罠に嵌め、無事に捕獲完了!
しかしともあれ、今回はゲンと千空との微細なやり取りによってホムラを罠にはめ、無事に捕獲することに成功。
ここは武力に優れるコハクが活躍する展開となった!
ドクターストーン63話より引用 ホムラを捕獲することに見事成功!
偵察・監視要因としては実に有能な能力を持つホムラ。
そんな彼女を抑えることが出来たのは、実に大きなプラス要素だったといえると思う!
これで気兼ねなく動けるうもんね、科学王国は!
さらにホムラは“捕虜”の役割も果たしてくれる感じだと思うから、科学王国にとって選べる戦略の幅が大きく広がったと言えるだろう!
もし司帝国に身内の誰かが捕まってしまった場合などは、ホムラの開放を条件に身柄を返してもらえるので、ある意味では重要な切り札を得たともいえるかもしれない!
さて、着々と近づいてきている決戦の日。
次週のドクターストーン64話の展開にも大いに期待していきたい!!
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