次郎坊の土遁忍術はそもそも存在する土をうまく利用する傾向があるから、かなり効率が良さそう。
で、今回はそんな土遁の中から“土陸返し(どろくがえし)”に触れていきたいと思うよ!
この術は地面をパカっと開く感じで、土の壁を生み出してしまう忍術だ!
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土陸返し(どろくがえし)の強さ考察、かなり便利そうな印象を受けるけど…。
土陸返しを使っている感じは以下。
土をパカっと開くように壁を生み出し、チョウジの使用した肉弾戦車の攻撃に対抗している!
ぶっちゃけこの壁は肉弾戦車とすると薄いから“こっち側に倒れてくる恐れ”があってちょっと怖い!
ナルト秘伝・闘の書より引用 土陸返し(どろくがえし)を使った様子はこんな感じだった!
壁の形は為しているけど“厚み”の面に関してはかなり残念な印象の土陸返し。
また、守備できる範囲も“前方のみ”という点で少し頼りない感じだ。
当然ながら“横からの攻撃には弱い”はずで、回り込む性質を持った攻撃ならば“的になるだけ”という危険性が伴うだろう。
また、上記カットを見ても分かる通り、術者は前方が非常に確認しづらい。
そういった意味では、このタイミングでこの術を使うのは完全に愚策であり、木の上とかに逃げたほうが遥かに効果的だったことだろう!
ここでこの術を用いたのは“明らかなる判断ミス”であると考えるのが妥当かもしれない!
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土陸返しの強みとは?
そんな弱点だらけの土陸返しだけど、この術も使い方次第で活用できる術だと思う。
ナルトワールドの“チート忍術”を抜きにして考えると、むしろ面白い術に入るんじゃないだろうか!
例えば土陸返しの術は“手裏剣やクナイを防ぐ”というのが主な役割とされているけど、他の使い道も充分に考えられる。
例えば“瞬身の術”と組み合わせるのはどうか。
自分の視界を完全に塞いでしまっている土陸返しだけど、それは同時に“相手から自分が見えない”ということを表わしてもいる。
この状態で瞬身の術を用いて壁の裏側から姿を消すことが出来れば、どこか物陰に潜伏して対象に奇襲を仕掛けることも出来るだろう!
ダイナミックな正面戦闘は迫力があるけど、こと“勝つ”ということに重きをおけば得策とは云い難い。
勝つということに主眼を置くならば、不意打ちや奇襲・奇策といった、一般的に“卑怯な手段”を用いるのが情動だよね。
そう考えると、そういった“卑怯な作戦”と組み合わせて使用することによって、土遁・土陸返しの使い勝手は数段とアップしてくるに違いない!
再登場の期待は薄いけど、反面その使い道は意外にある忍術かもしれないね!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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