ついに最終回となってしまったノアズノーツ。
この作品は本当に最初から最後までしっかり練り込まれていて面白かったと思う!
大人のほうが好む人が多そうだからアンケート順位は後ろになりがちだったかもしれないけど、表面化してない人気はかなり上位だったんじゃないのかな?
以下、第22話・最終回を読んでの感想・考察を示していきたい!
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第22話・最終回「NOAH’S NOTES」ネタバレ感想&考察!本当に面白かったありがとう![→23話]
ループして再び第1話の“はじまり”を繰り返す未来。
今回の22話はここからスタート…って感じだったけど、もうこの時点でだいぶ面白いよね!
このループに関しては池沢先生の中で、最初から決まっていたシナリオだったんだと思う!
ノアズノーツ第22話・最終回より引用 このループに関しては池沢先生の中で、最初から決まっていたシナリオだったんだと思う!
第1話と同じ展開で進んだ日常だけど、今回の22話では時間の流れが違う方向へと分岐することに。
本当ならば長期連載で詳細まで描かれるはずだっただろうだけに(そのレベルの深い練り込みっぷりだったと思う)かなり詳細が割愛されていたとは思うけど、本当にうまく説明されていた気がしたかな!
特に以下の一連のコマは間接的に「本来はこれらの内容を本編の中で描く予定でした」ってことになるはず。
これは本当に読みたかった部分ばかり…!!
ノアズノーツ第22話・最終回より引用 面白そうな要素が残りまくり…!うう!!
「人の心は量子として11次元に残る」とか「上手く死ねずに繋がってしまう心がある」とか。
この辺りはぜひ原作の中で読みたかったなぁ…うおおおん!
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シンプルな「お迎え」エンディングと、意表を突く「長い物語」のこと!
未来視点で描かれた今回の最終回。
エンディングとしては以下のような「お迎え」の形で締めくくられたので、かなり王道だったと思う。
未来が号泣しているのは(彼女はまだ充分な記憶を得ていないため)やや違和感が残ったけど、これも従来の予定通り長期連載になっていれば解決していた問題なんじゃないかな。
ループした内容の中に、未来だけが知り得る特別なものがあった…という感じだろうか!
ノアズノーツ第22話・最終回より引用 シンプルな「お迎え」エンディング!
で、ラストは以下のカットでシナリオの締めくくり。
ストーリーの開幕当初は「長い長い冒険のお話」というフレーズは、これから冒険が始まるよ!という意味だった。
でも、ここで意味の逆転が起こっているわけだね!うまい!!
この物語は10万年のループを過去から幾度となく繰り返してきた未来の物語。
「長い長い冒険」の“長さ”とは、これから向かう未来を指す言葉ではなく「過去に向かっての長さ」ってことなんだろう!!
ノアズノーツ第22話・最終回より引用 長い冒険を繰り返してきた、未来の物語!
この最終回を読んでいると、ノアズノーツという世界は「ノア先生と冒険をしていく現在進行系を描く物語」ではなく「ノア先生と冒険をしてきた過去を示す物語」って感じに見える。
最後の最後にこれほど大きな価値観の転換があるあたり、最終回の構図はガッチリ固めてスタートしていたはずで、面白いのも納得…!って感じだったかな!
残念なのは22話で終わってしまったことで、力が入っていたのが伝わってくる作品だっただけにツラいところだ…!
しかしこの作品が面白かったことは事実だと思うし、これは万人が反対してもバトワンとしては意見を曲げない。
池沢先生としては努力したぶん悔しい終わり方かもしれないけど、全力でお礼を言いたいと思う!
面白い作品をありがとうございました!次回作、本当に心から期待しています!!
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