戦えば100%クロロが勝つ、という断言からスタートしたヒソカとの戦い。
途中まではそこそこいい勝負だったと思うんだけど、ここに来てヒソカが不利になってきた様子だ!
ヒソカがこのまま簡単にやられる展開になるとは思えないけど、それでも敗戦・敗北ムードなのは否めない!
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ヒソカ必敗フラグ?逆転の可能性はあるんだろうか!
354話ではクロロの用いた念能力、サンアンドムーンによる巧みなミスリードが見事“決まって”しまった。
直接的な攻撃がヒットしたとかヒットしてないとか以前に、このミスリードに“ひっかかってしまった”というのが、ヒソカにとってはかなり大きな遅れとなるはずなんだよね。
ハンターハンター354話より引用 サンアンドムーンのミスリードにかかってしまったヒソカ。新たなる脅威に気付く!
サンアンドムーンの脅威は、ヒソカに刻印が押されて消えない…ってことだと思い込まされていた。
でも実際のところクロロの狙いは“ソコ”以外の部分に秘められていたみたいだ。
サンアンドムーンの刻印を押された人形は、ギャラリーフェイクを解除しても消えない。
これがヒソカの現在立てている仮説で、実際に的中しているものと思われる。
これは相当凶悪なコンボなんだよね、実際。
本来、栞のテーマ(ダブルテーマ)を使用して利用できる念能力は2つまで。
でも、サンアンドムーンを駆使することによって、実質的には“ほぼ全ての念能力が同時に機能する”って状況も作れると考えられる。
ギャラリーフェイクを使用して、その人形をサンアンドムーンで“固定”する。
コンバートハンズを利用して、入れ替わった相手をサンアンドムーンで“固定”する。
そのあとサンアンドムーンを解除して、ブラックボイスなりオーダースタンプなりで相手を操作する。
つまりこれが意味することはたったひとつ“クロロを一度でも見失えばヒソカの必敗フラグが立つ”ってことだと思うんだ。
一度でも見失ってしまえば、以降クロロはずっと人混みに隠れつつ、遠隔攻撃出来るわけだからね。
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あれもこれも術中だった!
反面ヒソカから見れば、完全にクロロの術中にハマってしまっていたことになる。
“クロロを一度でも見失えばヒソカの必敗フラグが立つ”ってことを戦闘開始直後に理解していたとしても勝ち切るのは困難なのに、途中まで“ミスリード”されてしまっていたんだ。
以下のカットでもそうだけど、ヒソカは一生懸命に偽物のクロロを追っていたことになる。
ハンターハンター354話より引用 偽物のクロロに翻弄されるヒソカ。すごい戦い!
仕組みにようやく気付いたヒソカなんだけど、気付いたから“ここからが勝負”とはならないと思うんだよね。
ヒソカが偽クロロを追い掛け回していた時間、クロロ本体は自由に動くことができていたはずなんだ。
つまり、その間にやれることは無数にあった。
この“ミスリードされていたロスタイム”を取り返すのは、結構な力量差がないと厳しいと思うんだよね。
でも、ヒソカがクロロと戦いたがってたってことは、力量はヒソカの見立てでは“どっちが勝つかわからないくらい拮抗してる”と考えるのが自然。
実力が互角の相手にこれだけ一方的に差をつけられてしまったら、その後の逆転はかなり難しくなってくるはずなんだ。
例えば、走るスピードが全く同じAさんとBさんが、それぞれAさんが100メートル走、Bさんが50メートル走を走ったとしよう。
この場合、Aさんが転んだりしない限り、Bさんが先にゴールに着くのは必然中の必然なんだ。
これから先の展開で、よほど大きな打開策が無い限り、ヒソカの敗北は避けられないんじゃないかな?
お互いにかなりの使い手だからこそ戦いが盛り上がってきているし、ヒソカにはぜひ打開策を見出してほしい!
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バトワン世界の歩き方を追記!
バトル考察で盛り上がろう!