今週もめっちゃ盛り上がったハンターハンター。
休載が長かったからシナリオを練る時間があったとはいえ、それを差し引いてもめちゃくちゃ面白かったよね!
ここ最近はマンガ業界全体の陳腐化(幼児化だったかも)が進んでいる…とどこかで聞いたことがあるんだけど、ハンターハンターは数少ない例外のひとつだと思う!
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397話ネタバレ確定感想&考察、サラサの死が蜘蛛を生んだ経緯![→398話]
まず最初に触れていきたいのは以下のカット。
これはクリンオレンジの吹き替えを担当していたサラサが行方不明になったことが明かされたシーンだ。
現在の強い幻影旅団を知っている身からすると色々と先入観を持った気持ちで読んでしまう(クロロはどこから悪の道にいくんだろう?的な)ところがあるけれども、まだまだこの時点では普通の子供だったように思う。
もちろん頭脳はめちゃくちゃすぐれていたわけだけども、内面はね。
ハンターハンター397話より引用 まだまだこの時点では普通の子供だったように思う
で、探し出されたサラサは以下、変わり果てた姿になってしまっていた。
黒い布袋の中に入れて吊るされてしまっていたこの状況、かなりグロテスクだよね…。
ちなみにここ、数年前はバトル漫画業界でカニバリズム的表現による残酷表現が流行していたことを思い出す。
直接的な残酷表現が流行った時代から、間接的な表現を重視する時代へ。
以下のカットはそんな移行をも感じさせてくれたシーンだったかな。
ハンターハンター397話より引用 直接的な残酷表現が流行った時代から、間接的な表現を重視する時代へ。
ちなみにここ、バトワン的には暗闇に降りしきる雨の表現がすごかったように思った。
べつに美術系に詳しいわけじゃないんだけど、黒の背景に白で雨を描いてるでしょ?
で、黒い布の周りが白で囲われている感じ。
これは「雨に濡れた布を表現しながら、暗闇にいびつに浮かぶ存在感」みたいなのを表現しているように感じたかも!
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3年の準備期間によって蜘蛛が生まれる!
で、次にみていきたいのは以下のカット。
ここではシャルナークも参加して蜘蛛の原型が出来た感じ。
この時点ではまだみんな念能力も持ってなかったはずだ。
理不尽に殺されたサラサの死から、幻影旅団の旅は始まったんだね…。
ちなみにこのシーンではなぜかヒソカを思い出したw
もちろんヒソカがサラサを殺めた可能性はゼロに等しいんだけど、猟奇的なヒソカのペルソナはどこかその犯人と重なるところがあるかも。
ハンターハンター397話より引用 3年の準備期間によって蜘蛛が生まれる!
で、成長した旅団は以下のような感じ。
これは3年よりさらに時間が経過していると思うけど、まぁみんな大人になったよね。
というかこのシーンで思ったのはウボォーのアフロと短パンねw
このファッションセンスは目立ちはするけど、だれかストップかけてあげなかったのかw
ハンターハンター397話より引用 このシーンで思ったのはウボォーのアフロと短パンねw
まぁ、いずれにしてもこれで蜘蛛が背負ったバックグラウンドがある程度見えてきた格好となった。
同じ悲しみを背負い、同じように理不尽に向き合った仲間たち。
彼らのしていることは必ずしも褒められたことばかりではないとは思うけど、なるべくしてこうなってしまった…という点では同情の余地があるよね。
さて、来週はここからどのようにシナリオを展開していくのか…楽しみにしていきたい!
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バトワン世界の歩き方を追記!
バトル考察で盛り上がろう!