白い亡霊のように映った今回の死柄木弔。
以前は「幼児的万能感の抜けきらない子ども大人」と表現されていた彼だけど、本格的に見え方が変わってきたね〜!
王者としての威風が伴えば「壊すだけ」という言葉にも価値が生まれる!
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白い亡霊・死柄木の破壊衝動が意味を変えてきたように見える件!
志を持って世界を変えようとしているリ・デストロ。
それに対して死柄木は「おれはただ壊すだけ」「未来なんか要らない」と断言した。
かつての死柄木であれば、これらの言葉は“単なる破壊衝動”のように感じられたところだけど、今回は違うように見えたんだよね。
どのように違って見えたかというと…?
ヒロアカ235話より引用 志を持っているリ・デストロとの対比!
大義を掲げているリ・デストロに向き合って、自信満々に「おれは壊すだけ」と断言した死柄木。
このシーンはバトワンには、死柄木のほうが「今この瞬間に集中している!」という感じに見えた場面かも!
今を壊して新しい世界を…という動機で動くリ・デストロよりも、死柄木の破壊衝動は無垢で純粋、そして一点突破な印象を受けた。
ああ、もしかして堀越先生!
死柄木に破壊させ、デクに想像させ。2人で1人の“革命者”を生み出そうとしているのかな?
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2人で1人の英雄ならば、オールマイトを超えられる?
ある日ヒロアカの世界は「個性」という不可解な現象によって、今ある形に変わってしまった。
そんな中で個性の使い方がわからず、悪人(ヴィラン)になってしまった者も多かったんだ。
そしてそんなヴィランに対抗する力としてヒーローという存在が現れた。
先に闇が生まれ、そして次に光が訪れることになったのが、今のヒロアカ世界だ。
その中でも“もっとも大きな光”こそが、オールマイトだったわけだよね!
そして今回の死柄木のオリジンにおいて、幼少死柄木はオールマイトに憧れを抱いていたであろうことが判明している。
このことが後のシナリオに大きな影響を与えてくる気がするかな!
ヒロアカ235話より引用 幼少死柄木はオールマイトに憧れを抱いていた?
今では一周回ってオールマイトに失望・絶望を抱いているように見える死柄木だけど、その原点にはやはりオールマイトの影響が見て取れる。
235話では死柄木の悲しい生い立ちと、破壊者としての恐ろしさが描かれたのと同時に、彼の中に“破壊のヒーロー”みたいな側面があることが示された気がするかもしれない!
ヒロアカの世界観は表向きには「ヒーローvsヴィラン」というわかりやすい構図。
しかしこれが実は堀越先生の巧妙なミスリードで「今を生きる人々vs理不尽な社会」というのが本当のメッセージだとしたら?
前者の構図ではデクと死柄木は敵同士だけど、後者の構図だと味方同士になり得る感じ。
うっすらとだけど、死柄木の存在が独特の輝きを放ち始めているのがジワジワと伝わってくる1話だったね!!
来週のヒロアカが一段と楽しみになったのと同時に、ここから一気に巻きかえしがスタートしてきそうな予感がする!!
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