ジャンプ漫画でもっとも“人間の闇”を深く描いている作品のひとつ、ヒロアカ。
今回も暗かったけど、堀越先生の実力はしっかりと発揮できていたように思う!
ということで以下、255話を読んでのバトワンなりの感想&考察を示していきたい!
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255話ネタバレ確定感想&考察、暗い展開が続くも実力は発揮![→256話]
今回の入り口は以下のカットから。
ここではかつての旧友に語りかける相澤先生の様子がかなり良い感じ。
もとに戻らない相手に対して、合理的ではないとわかっていながらも言葉をかける姿。
これは非常にコントラストになっていて興味深かったと思う!
この語りかけで「病院」というフレーズを引き出せたのも良い収穫だった!
僕のヒーローアカデミア255話より引用 合理的ではないとわかっていながらも言葉をかける姿!
また以下のカットも非常に秀逸な表現だったと思う。
抹消の個性の影響もあってか、目が乾いて仕方ない相澤先生。
しかしその目からはたしかに涙が流れていたんだ。
乾いているけど潤っており、潤っているけど乾いている。
ここにも相澤先生の人物像が深く練り込まれている気がするかな!
僕のヒーローアカデミア255話より引用 相澤先生の人物像が深く練り込まれている気がする!
表面上はドライな性格のように見えて、実は暖かい相澤先生。
そんな彼の人格と照らし合わせるように、彼は乾きながら泣いた。
その瞳がどうなっているのかは別にせよ、印象的なシーンだったね!
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悪意として存在する悪意!
後半ではヴィラン側について触れていく。
脳無のような改造人間を生み出す理由を、オールフォーワンは以下のように説明しているようだ。
「ワインと同じで踏みにじって絞り出すだけ」
なるほど、そこに理由はなく、純粋な悪意があるだけだ。
僕のヒーローアカデミア255話より引用 悪意として存在する悪意!
ちなみにバトワンは上記のオールフォーワンがいかにしてこのような考えを持つに至ったのかにも少し興味があって。
普通の人間とも、狂人とも、サイコパスとも少し違う印象を受けるこの人物像。
なんというか「独自の哲学で(一般的には悪と判断される)悟りに到達した者」といった印象が最も強いような気がしたかな。
で、ラストは以下死柄木弔の現状について触れられてフィニッシュ!
僕のヒーローアカデミア255話より引用 死柄木弔の現状について触れられてフィニッシュ!
死柄木はまさに今改造の真っ最中のよう。
飛び跳ねて喜ぶドクターの様子はそれこそサイコパスでマッドサイエンティストだ。
これからどんどん力を得ていくであろう死柄木弔という歪みの継承者。
デクたちとは違う形で前に進んでいく死柄木についてもまた、強く興味を引かれてしまうね!
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バトワン世界の歩き方を追記!
バトル考察で盛り上がろう!