今週も絶好調で面白かったヒロアカ!
今回は302話についての感想&考察を示していきたいんだけど、すごい奥深かったよね…。
すこし物議をかもすかもしれないけど、誤解を恐れずに文章を走らせていきたい!
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302話ネタバレ確定感想&考察、焦凍一家の苦しみ![→303話]
まず最初にチェックしたいのは以下のカット。
前話の引き続き…ってい感じだけど、燈矢が荼毘になる兆しがすでに見え始めている。
最初、このときは「父親に愛されたい子供」だっただけ…って思ってたんだけど、読み進めていくうちに荼毘は精神的にやや“歪み”をもって生まれてきたように思えてきたかも。
ヒロアカ302話より引用
もちろんこの“歪み”とは(ほかに表現が思い当たらなかったので)結果論として表現したもの。
他人と大きくかけ離れた先天的・精神的素質は、使い方次第では当人を最強のオンリーワンにするポテンシャルを秘めているとは思う。
しかしながら荼毘のケースでは、その素質を扱いこなしきれかったように見えたかな。
以下のカットはエンデヴァーに認めてもらいれたくて頑張った荼毘の様子。
ヒロアカ302話より引用 エンデヴァーに愛されたくで頑張った荼毘!
エンデヴァーはオールマイトを超えるヒーローに育てたかった。
そしてエンデヴァーには「オールマイト超え」ができないと理解していたから、きっと燈矢もやがて同じように苦しむと判断したはずだ。
かといってヒーローを諦めさせるために冷遇する…というのは間違った対応だと思うけど、その根拠にはいくぶんか燈矢に対する思いやりもあったのかもしれない。
もちろん、自分の挫折と無力感を重ねるのも間違いだけど、そうせずにはいられなかったんだきっと。
エンデヴァーはこの時点でクソオヤジなんだけど、彼もまた人間なわけだね…!
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許す強さを持っている轟家…すごい!
後半ではエンデヴァーをとりまく家族たちの対応が感動的だった。
まずは奥さんの冷。
エンデヴァーがクソオヤジだったことは紛れもない事実であり、本来なら全てを彼の責任にしようとする可能性だってあったはずだ。
いや、バトワンの経験上、人間は「責任から逃がれたい」という感情から、むしろそうする気質が強い生き物のはず。
しかし彼女はエンデヴァーとともに罪を背負おうとした。これはとてもすごくて偉大なことだ!
ヒロアカ302話より引用 許す強さを持っている轟家…すごい!
また、怜だけでなく焦凍のほうもよくエンデヴァーを見ている…!
これまでは「親父が戦えないからオレがやらなきゃ…」みたいに考えてたようだけど、エンデヴァーの様子を見て考えを改めたようだ。
ただ、ここまで精神的にズタズタのエンデヴァーに対してこの言葉をかけるというのは色々な心理が考えられるよね。
兄弟と遊ばせてもらえなかったりエンデヴァーを嫌っている部分がありつつも、もっとも間近で生きてきたのは焦凍だ。
上記のどれもが当てはまるのかもしれないね!
ヒロアカ302話より引用 もっとも間近で生きてきたのは焦凍!
とても感動的だった今回の“轟家”のストーリー。
ここまでとはいわなくても、これに近いことは家庭によってはどこでも起こり得ることだ。
これはもしかしたら「一緒に考えていこう!」っていう堀越先生からのメッセージなのかもしれないね!
この表現力、すごいわ!!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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