ついに無個性についての伏線が描かれた今回の304話。
ワンフォーオールにはこのような背景があったんだね、なるほど!
堀越先生はその深い伏線の張り巡らしっぷりに高い評価があるわけだけど、これはもう納得しまくりの素晴らしい伏線だったように思う!
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304話ネタバレ確定感想&考察、ワンフォーオールの適正について![→305話]
今回の304話で注目したいのはまず以下のカット。
ここではオールマイトを含めた先代の継承者たちが勢揃いしている感じだ!
人見知りなのか、ずっと壁のほうを向いてじっとしてる人がいるのがちょっと面白いw
サンイーター(天喰環)を思い出すねなんとなく!
ヒロアカ304話より引用 オールマイトを含めた先代の継承者たちが勢揃い!
で、今回のシナリオにて進行役をつとめたのが以下の4代目。
彼は先の戦いで発現した「危機感知」の元来の保有者なのだそうだ。
そして彼の口から驚くべき事実が明かされることになる。
それが今回のメインテーマ「ワンフォーオールの適正」についてだね!
ヒロアカ304話より引用 ワンフォーオールの適正について語ってくれた!
彼は自分のターンにおいて「オールフォーワンに到底敵わない」と判断し、力を培うフェイズを黙々と過ごしていたよう。
山の中で仙人のような生活を贈りながら鍛錬に励んでいたそうだ。
しかしともあれ、そうしているうちにもオールフォーワンによって犠牲者は増え続けていたはず。
その葛藤に打ち勝ってオールマイトの身体能力における大きな部分を構築したものと考えられる。
これもまた強い意志がないかぎり出来ないことだ、すごい!
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最後の継承者、デク!
彼によるとワンフォーオールの特性は「無個性」の人間に最もマッチするのだそう。
グラス(カップ)の例で例えてくれたからわかりやすかったけど、もともと個性を持っている人間にワンフォーオールを継承してしまうと、元来の能力と影響して寿命を縮めてしまう模様。
ゆえに無個性であったオールマイトやデクにこそ相応しい能力…ってことになるみたいだね!
もちろんもともと個性を持っていた人間に継承すれば“次”に個性を渡せるメリットもあるんだけど、ヒーロー側の人間はそれを選択することはできない。
ゆえにデクこそが最後の継承者になる可能性が高い…ということになってくる!
ヒロアカ304話より引用 最後の継承者、デク!
ちなみに現在のヒロアカ世界では、個性を持つ男女が結婚してより強い個性が発現したり、どんどん個性の根は広がっている様子。
そのことを踏まえると、個性を持っていない人間は今後どんどん減っていくといえるだろう。
さらにそのうえヒーローに相応しい人格を持ち、さらに当人にその願望がある…というケースでないと譲渡には倫理的な問題が発生する。
やはりデクは奇跡的な「ヒーローの器」だったってことになるんだね!!
で、ラストは志村菜奈よりこのような質問がかけられることになった。
ヒロアカ304話より引用 志村菜奈よりこのような質問がかけられることになった…!
「死柄木弔を殺せるか?」
このフレーズはデクの覚悟を問うものであったと思う。
デクとしては死柄木が「助けを求める顔してた」って感じで受け止めてるようだし、即答でYesとも答えられるはずがないところだ。
おそらく志村菜奈もYesかNoで答えてほしいなんて思っている場面ではないはず。
またデクが最後の継承者である可能性が高いという点を考えても、デクがNoと答えたからといって結局先代はデクに望みを託すほかない。
つまりこれは「デクがこれからの問題についていかに向き合っていくのか」という難題について、その答えを自問自答させ、言語化させ、方針をはっきりさせるための質問だといえそう!
さて、デクがどのような反応を示し、先代たちにそれを納得させるのか。
今回の304話はヒロアカらしい内面的な盛り上がりが高まってきた感じだね!
来週の展開にもおおいに期待していきたい!!
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