めちゃくちゃキッツいな…という印象を受けた荼毘の生い立ち。
今回は以下。350話を読んでのバトワンなりの感想&考察を示していきたいと思うよ!
二重に失敗作扱いになってしまったんだね荼毘は…。
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350話ネタバレ確定感想&考察、荼毘の生い立ちが明かされる…![→351話]
今回のメインとなるのはやはり以下のカットだろう。
ここでは荼毘が「死柄木になにかあったときの保険(スペア)」の意味を持っていたことが明かされている。
周到なオールフォーワンならそういう人を用意したがるのも理解できるけど、これが荼毘になるのはきっついよね。
荼毘はそもそもエンデヴァー的にも失敗作的な扱いをされたと認識しちゃってる部分があるし、ヴィラン側に立ってもそっちでも失敗作。
ヒーロー側でもヴィラン側でも失敗作と置かれるなんてあんまりじゃないかと思ったかな。運命は残酷だね…。
ヒロアカ350話より引用 ヒーロー側でもヴィラン側でも失敗作と置かれるなんてあんまりじゃないかと思ったかな…。
ただ、荼毘が“失敗作”として見なされることになってしまったのも、期待されていたものが大きすぎたからこそ。
そういった意味ではポテンシャルはやはり高いものと考えるのが妥当だろう。
しかしともあれ、以下のカットでは自らを弔っているんだよね荼毘は。これも胸が痛いシーン。
ヒロアカ350話より引用 これも胸が痛いシーン、自らを弔っているんだよね荼毘は。
燈矢の存在に別れを告げ、荼毘として生きる道を選んだ。
これはもはや避けられない道であったとすら思えてしまうところだ。
ヴィランなんだけどね、そのすべてが悪にのみ帰依しているとは言い難いところがあるね。
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偏執狂の死炎をまとう荼毘!
そして今回のメインテーマその2が以下のカット。
ここでは「偏執狂の死炎」として語られてる感じ。
偏執狂(へんしゅうきょう)とは妄想体系が潜行的に発展する状態をさし、パラノイアとも呼ばれるのだそう。
荼毘に関しては後天的に歪みを得てしまった経緯があり、それを己の力に変えてしまっているのが大きな特徴であるといえるだろう!
ヒロアカ350話より引用 偏執狂の死炎をまとう荼毘、すごい迫力だ!
今回の350話ではこのシーンをもってして焦凍とのぶつかり合いが本格的にスタート。
焦凍から見ても去ることながら、これは荼毘にとっては大きな意味を持つ戦いだよね。
焦凍から見たら「兄を止める戦い」みたいな感じだけど、荼毘からみたら「成功作である焦凍を失敗作である自分が倒す戦い」となる。
さらに、荼毘は轟家的にも死柄木の器的にも失敗作という業を背負ってる感じ。
つまりこの戦いは“自分のアイデンティティを勝ち取る戦い”といっても過言ではないだろう!
もちろん焦凍に勝ってほしいのは間違いないんだけど、今のところ執着の面では荼毘のほうに分があるように思える感じ。
以降に続く351話、そういった内面の感情変化なども交えつつ観察していくといちだんと面白くなってきそうだよね!
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