今週も絶好調だったヒロアカ371話。
意志なき解放者として存在感を発揮する展開になってきたね!
ということで以下、本編を読んでのバトワンなりの感想&考察を示していきたいと思うよ!
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371話ネタバレ確定感想&考察、意志なき解放者スピナー![→378話]
まず最初にチェックしたいのは以下のカット。
今回スピナー率いる異形軍団にぶつかるのは、テンタコル&アニマの2人。
この2人もまた分類としては異形であるがだけに、一定の説得力があるよね!
差別を受けた者たちに対しては、同じ立場を経験した者の言葉が一番届く!
ヒロアカ371話より引用 同じ立場を経験した者の言葉が一番届く!
しかしながら、それをうけたスピナーの様子は以下だ。
というかこれを見ても分かる通り、もうスピナーは以前のスピナーではないよね。
あの小物かつヘタレのスピナーではなく、完全に自我を失っている感じ。
少なくとも思考することができないレベルまで狼狽しているようだ。
ヒロアカ371話より引用 あの小物かつヘタレのスピナーではなく、完全に自我を失っている感じ!
スピナーというと「ステインを継ぐ」という志を持って立ち上がった人間のひとりだった。
ステインもまたやり方を間違えた人間ではあるんだけど、やりたいことそのものには目的意識があったことを思い出す。
対して今のスピナーはもう、そういうレベルの人材ではなくなってしまったね。
「ステインを継ぐ」といった意識はもはや失われているように見えたかな!
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やりたいことがはっきりしている者の強さ!
それに対して障子くんの考え方は“差別された側”として模範的な強さを持っている。
自分が受けた怒りを正しく力に変えて、前に進もうとしている結果、雄英のメンバーのような素晴らしい仲間ができた。
現実世界でもそうだけど「自分が被害者であることを免罪符に、悪意と暴力で意志を通そうとする」のは、気持ちはわかるけど知性的なやり方ではない。
一時的に優越を振り回す快楽を得ることはできるかもしれないが、それは結局当人を滅ぼすものだからだ。
ヒロアカ371話より引用 やりたいことがはっきりしている者の強さ!
それに対して障子くんは同じように差別を受けた側でありながら、正しいやり方で差別と戦っている。
もちろん自分も心の痛みを抱えているからこそ持てる強さと優しさだとは思うけど、障子くんはすごく日本人的な強さを持ったキャラクターだなと思ったかな!
しかもこの戦いの中でさえ「怒りの使い方を考えろ」と説得もしようとしている。
まさに「和を以て貴しとなす」って感じ!かっこいい!!
ヒロアカ371話より引用 和を以て貴しとなすって感じだね!
さて、今週はそんな障子くんの内面的な格好よさが輝いた1話となった感じ。
まだ少しのあいだスピナーとの戦いは続いていくだろうけど、さてどうなるだろうね!
スピナーは悪い意味でも信念に乏しいキャラだだけど、ある意味そんな男だからこそ、もし理性を取り戻したら説得に応じてくれる可能性もあるかもしれない。
以降は障子くんを応援すると同時に、スピナーの内面的な成長も応援していきたいところだね!
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