ちょい前まではオリジナリティが出始めて盛り上がってきたブラッククローバーだけど、再び既視感のオンパレードに突入。
バトワンはブラクロ肯定派なんだけど、それでも前回・今回の展開は疑問に感じたかな…。
なんでもかんでもポジティブ感想ばかり言ってると信頼の面で良くないとも思うので、今回も正直に思ったことを記していきたいと思うよ!
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第162話「怒りの雷VS仲間」ネタバレ確定感想&考察![→163話]
前提としてブラクロは応援している作品のひとつで、将来性も高いと思ってる。
シナリオによっては面白い展開になることも多いけど、やや最近はムラが増えてきたような気がするかな?
今回の162話に関しては、全体としてコマが大きくセリフが少なかったこともあり、読み終えるまでの時間はかなり短かったかもしれない…。
ブラッククローバー第162話より引用 ラックとアスタが対峙する!
仲間同士が何らかの理由で衝突する…というのはバトル漫画にてお決まりの“燃える場面”だと思う。
こういう展開はめっちゃ好きなシチュエーション!っていう読者は、きっとバトワン以外にも多くいるんじゃないだろうか!
ただ、今回の衝突はどうだっただろうね?
上記のやりとりとかも、これまでに“どっかの作品で見たやりとり”って印象を拭えなかったこともあり、バトル漫画を色々読んできた人であればあるほど、退屈な展開だったように思えるかも。
また、アスタの不自然なまでの成長ぶりもちょっと「んん??」ってなる部分だった。
ブラッククローバー第162話より引用 今回のアスタの成長ぶりは特に不自然に感じた!
これまでもアスタの成長ぶりは「主人公補正」とか「チート」と感じる部分が多かったけど、上記のこれはもうスピード以外の面で“覚醒ラックの実力をほぼ完全に上回ってる”って印象を受けたかなー。
氣の感知+自動追尾ってことで、相当に強力な戦闘能力を身に付けたアスタ。
バトル漫画に“主人公の無双”を期待しているファンは良いかもしれないけど、バトワンはどちらかというとドラマ重視のタイプ。
どっちに比重を置くかだけど「熱いバトルはドラマを盛り上げるための演出のひとつにすぎない」と考える人にとっては、今回の戦いは退屈だったかもね。
ただし、迫力の描き込み表現はブラッククローバーの魅力的な部分&ストロングポイントで、これは健在だったと思う!
「ドラマうんぬんはどうでもいいから、いかに派手で迫力のあるバトルが描かれるかどうかが全てやー!!」って感じでバトルに比重を多く置いてるタイプの人にとっては、今回の展開は満足度が高かったような気がする!
この辺りは、作品のどこに比重を置くかの“好みの問題”なんだろうね!
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時間差攻撃は工夫があってよかった!
また、今回の後半は戦闘に工夫があってよかったと思う。
ラックが即座に判断した“アスタのいる位置を探る方法”も、画期的と言えば画期的だったよね!
領域にマナを張り巡らし、マナが消えてる場所を感知すれば、そこにアスタがいる。
こういう立ち回りは臨機応変さを感じる部分だったかな!
ブラッククローバー第162話より引用 完全に捉えた!と確信するラック!
ただこの局面では、ラックに若干の過信があったようだ。
基本的にはアスタ・マグナ・バネッサの3人に対してたった1人で当たっているんだから、もう少し慎重になってもよかったかもね。
バネッサの糸とマグナの爆殺轟炎魔球による時間差攻撃によって、虚を突かれる形となった!
ブラッククローバー第162話より引用 バネッサの糸とマグナの爆殺轟炎魔球による時間差攻撃により虚を突かれる形となった!
これといったドラマ&心理描写はなく、バトルメインで展開されるエピソードとなった今回の162話。
シンプルさとしては良いエピソードになったと思うけど、バトワンとしては少し不完全燃焼だったかなー。
個人的にはもう少しラックとアスタの会話・説得シーンとかがあっても良かったような気がするところ。
また、前回のエピソードで見せた感情の動き(葛藤とか)を継承してシナリオ展開してもよかったように思えるかもね!(前回泣いてたはずのラックが今回はケロっとしすぎてるように感じた)
さて次回の163話、時間差攻撃を受けたラックがどのようなリアクションを示すのか…。
今後の展開に期待していきたい!
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バトワン世界の歩き方を追記!
バトル考察で盛り上がろう!