ちょっと最近迷走ぎみのように感じるブラッククローバー。
一時期はバトル方面を強く支えてくれてる作品だったけど、バトワンの中ではもう鬼滅や呪術廻戦のほうが明確に面白く感じるようになってきちゃったかな〜。
しかしサクっと読めるといった点では貴重な作品だし、他のバトル漫画を知らない人にとっては悪くないのかも?
ということで以下、165話を読んでのバトワンなりの考察・感想を示していきたい!
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第165話「黒の暴牛 爆進!!!」ネタバレ確定感想&考察![→166話]
今回の165話のスタートは、以下のカット周辺のやり取りから。
平界随一の村、ヘカイロっていう場所が舞台となった唐突バトルとなったね。
迫力満点の黒の暴牛号だったけど、戦闘への突入の仕方が凄まじかった!
ブラッククローバー165話より引用 平界随一の村、ヘカイロを襲っていたエルフたち!
ヘカイロを襲っていたエルフたちが敵であることは間違いない(上記3人)。
なんだけど、暴牛メンバーの攻撃の仕掛けっぷりはかなり一方的で、逆にエルフ達が可哀想に見えたかも?
こういうことやってるからエルフと人間の溝が埋まらないんじゃ…と感じてしまった…。
エルフとの問題解決に「対話が必要」であることは、これまでのやりとりの中で明らかだったはず。
しかし、今回の暴牛メンバーは以下のような有様だった!
ブラッククローバー165話より引用 兵器で一方的に攻撃しまくりの黒の暴牛メンバー!
エルフとの問題解消を目指すなら、少なくとも最初は対話からスタートしないと更なる恨みを買ってしまうはず…。
こういう場面を見ると、ちょい前にラックの体を乗っ取ってたエルフに対し、アスタが「人間が悪いことしたなら本当にごめん…!!」って謝ってたのを思い出すね…。
この時アスタは「何が悪いのかわからないまま謝ってた」って様子だったけど、やっぱ本当にわかってなかった…って感じ。
その場しのぎの謝罪なら、しないほうがマシなような気すらしてしまった。
今頃ラックの中に眠るエルフも「え?」ってなってると思う…。
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「いこうみんな!」じゃなくてさ!
そんなこんなの流れから「いこうみんな!」と攻めかかる暴牛メンツ。
確かに仲間の絆的なのは大事だし、燃える部分かもしれないけど、前後の流れを考慮したらなかなか厳しい展開。
3人のエルフ達からしたら「人間が“また”寄ってたかって、一方的に攻めてきた!!」って感じだったことだろうね…。
ブラッククローバー165話より引用 3人のエルフ達にこの様子はどう見えただろう?
一致団結し、嬉々として魔法を振りかざし襲いかかってくる人間族。
過去のトラウマがフラッシュバックすることもあるだろうし、人間に対する怒り・憎しみは増大したに違いない。
長い眠りから覚めてなお「人間はやはり変わらない」という確信を深めたんじゃないだろうか。
そして、最終的には以下の“アスタキャノン”の発動…。
ブラッククローバー165話より引用 これはもはやギャグに走ってる感じだよね?
最終的にはほぼ何の会話もないまま、一方的にエルフ達をブチのめして戦闘終了。
たしかに村人たちを先に襲っていたのはエルフ達だけど、それもエルフに酷い仕打ちをした人間との諍(いさか)いがあったからこそ。
とにもかくにも今回は、なんかしこりの残る戦闘だった感じがするなぁ…。
今回のシナリオ運びに関しては、エルフ側に同情したくなる部分が一段と強かったことを、ここに正直に告白しておきたい…!
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