【ブラッククローバー】第70話「絶望vs希望」確定ネタバレ考察&感想!

突発的&突拍子もないキャラクターや、脈絡のない展開が繰り広げられることが多かったブラッククローバー。

バトワンとしてはそれはそれで斬新で良かったような気もするんだけど、今回の70話はこれまでの弱点が一気に打ち消されるかのような仕上がりだった!

キャラクター個々のバックボーンや、立ち回りの辻褄が結構合ってきた感じがするし、今回の戦闘はギャグ寄りではなくなってきている気がする!

着実にこれまでより、面白くなってきている!!

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第70話「絶望vs希望」確定ネタバレ考察&感想!

ヴェットの“第三の目”の効果は未だに不透明なままだけど、これは伏線として覚えておきたいところ。

黒の暴牛との戦闘・最終盤辺りに“蘇生能力の要”とか“撤退の鍵”して使われる可能性とかもあるんじゃないかな。

で、ここまでは単純に力を振りかざすだけだったヴェットが、ここにきて知恵を使いはじめる!

ヴェット70
ブラッククローバー70話より引用 状況分析をするヴェット

空間魔法のフィンラルと、糸魔法のバネッサ。

この連携によって、アスタの能力を底上げしている感じだよね。

これまでの組み合わせは基本的に“攻撃魔法+攻撃魔法”といった組み合わせでヴィットに向かっていっていたわけだけど、今回は違う。

今回は、攻撃はアスタの“宿魔の剣”に任せ、それをフィンラルとバネッサの魔法で補助・エンハンスしていく感じだ!

それぞれの想いが交錯する!

戦闘中、わずかながらフィンラルとバネッサの過去が明らかにされた。

これまでどのような人生を歩んできたかとか、どのような想いを抱いているかとか。

魔女70
ブラッククローバー70話より引用 バネッサの回想シーン

これまでのエピソードではこういったキャラクターの背景設定に“強引さ”を感じてしまう部分が多かったり、不自然に感じてしまうものも多かった。

“ストーリーの都合でキャラが動かされている”みたいなね。

でも、ここ最近のブラッククローバーは少しだけ違う!!

キャラクター設定が固まってきている感じで“このキャラならこう動く”っていう自然な流れが構築されてきているみたいだ!

ちなみにバネッサは少なくとも過去“運命の糸を手繰り寄せることが出来なかった経験”を持っている様子。

フィンラルの過去についても明らかに!

当初は“空間魔法使うチャラい人”といったイメージしか無かったフィンラルだけど、ここにきて彼のバックボーンも明らかになってくる。

彼の家系であるウォード家は“攻撃的休館魔法使い”の一族であるらしい。

そして、フィンラルはその一族では落ちこぼれに近い感じだったみたいだ。

フィンラル70
ブラッククローバー70話より引用 フィンラルの過去

また、攻撃的空間魔法が存在するならば、きっと守備的空間魔法なども存在するんだろう。

使用されている魔法の上に、さらに大きな枠組があることが示唆された流れだと思う!

さらに、この“過去”に負い目を感じ、それと決別するためにフィンラルは「黒の暴牛を最強の団にする!」と、覚悟を決めているようだ!

それぞれの信念みたいのが少しだけ見えてきたね!

些細なところかもしれないけど、こういうのがあるのと無いのでは、物語の深みに雲泥の差が出てくると思う!

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空間魔法と糸魔法のコラボ!

物語の後半はついに本格的な反撃がスタート、空間魔法と糸魔法のコラボが炸裂した!

アスタの一撃だけだったら、たぶんほとんど空振ってただろう。

さらに火力的にも足りない部分が多かったかもしれない。

しかし、空間魔法と糸魔法でサポートすることで、変幻自在の攻撃が可能になったっぽい感じだ!

縦横無尽70
ブラッククローバー70話より引用 空間魔法と糸魔法のコラボが炸裂した!

攻撃力は弱いけど変幻自在の糸。

それに加えて空間と空間を捻じ曲げてつなげている感じのフィンラルの空間魔法。

この2つでサポートすれば、アスタの一撃も炸裂しやすくなるね!

主役が変わる英断!

これまでブラッククローバーの主人公はアスタに固定されっぱなしの傾向があった。

しかし、今回の展開では、バネッサとフィンラルにスポットライトが当たることになる!

これによって、ここのキャラの輝きが増し、結果的に脇役が出てきた時の盛り上がりが出来蔵するわけだね!

これまで黒の暴牛の面々は“濃いモブキャラ”って程度の印象しかなかったわけだけど、ここ最近のやりとりで少しづつ色が出始めた!

そして実際に、フィンラル&バネッサの連携によって、ヴィットに一撃が炸裂する!

炸裂
ブラッククローバー70話より引用 ヴェットに一撃が炸裂する!

確かに最終的に一撃を叩き込んだのはアスタだよね。

でも、今回のメインは明らかにフィンラルとバネッサだった。

特にフィンラルの台詞「アスタくん…もう信じきってるって…?それも解ってる!!じゃなきゃこんな馬鹿げた戦い方出来ない!!」ってのがかっこよかったね!

心理的な部分を描くのはもはや現代マンガの必須事項になってきているわけだけど、ブラッククローバーにもそういう要素がプラスオンされてきたことを感じた1話だった!

毎週のように、根本的レベルが上がりまくっているブラッククローバーから、今後も目が離せない!

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