日々確実に面白くなってきているブラッククローバー。
これまでのブラクロは“超展開”がウリのシュールギャグ主体バトルって感じだったけど、今回の96話はかなり工夫が施されていたね!
現代漫画らしいリアリズムを取り入れつつ、イラスト主体の雰囲気から“物語主体”の雰囲気に進化しているような印象を受けた!
ってことで感動したので、今回はちょっとだけ増量して考察していきたい!
【スポンサーリンク】
第96話「変貌」確定ネタバレ考察&感想!
命乞いをするラドロス…って感じから今回の96話はスタート。
そうそう、せっかく再登場したのに、前回はあっさり剣を突き立てられてダウンしていたんだよね。
で、その後のフィンラルのギャグリアクションによって不自然さが緩和され、良い感じでまとまってた回だったと思う。
前話も良い感じだったけど、今回もアスタの成長が見られて高評価かも!
ブラッククローバー96話より引用 命乞いをするラドロス!
お調子者のラドロスらしい命乞い。
この展開は彼の性格を踏まえると充分に納得できるところだ!
八輝将ともあろう者がこんだけチャランポランなのはどうなのか?という思いもあるけど、これまで“見えない糸”に操られていたかのような敵たちと比べたらかなりナチュラル!
で、これに対するアスタのリアクションが秀逸!
ブラッククローバー96話より引用 抜かん!!と断言したアスタ!
これまでのブラッククローバーの作風だったならば、ここで相手に情けをかけて剣を抜いてあげてただろう。
で、それで復活したラドロスが“最大魔法”みたいなのを使用する展開になっていたはず。
で、苦境に陥ったアスタが主人公補正的な“不思議な力”を発揮して、ギャグっぽい逆転劇になっていたかもしれない。
しかし、今回のアスタにはそういう油断は一切なしだね、かなりいい判断だし成長が見て取れる!!
【スポンサーリンク】
度重なる命乞いも一蹴!
ラドロスの“お涙頂戴”を拒否したアスタ。
しかしそれでもラドロスは「このままじゃ死んじまうよ」と懇願する!
さすがにここでアスタも折れるかな…?と思ってたんだけど…。
ブラッククローバー96話より引用 その程度じゃ人は死なん!と断言するアスタ!
「その程度じゃ人は死なん!」と断言するアスタ!
良いね、こういうこと言うと後の展開でも影響してくると思うし、後々のアスタのことを考えると精神的成長を描いていきやすくなる良い感じのリアクションだと思う!
これまでのアスタと比べて急に精神面が成熟したようにも見えるけど、これまでの展開がギャグっぽかったからコレはコレでアリだと思うよ!
これによってラドロスは“地力で逃げて強引に剣を抜く”という選択肢を選ばざるをえなくなった。
ファナから魔力吸収!
そんなこんなで地力で剣を抜いたラドロス。
死ぬ気で頭をフル回転させ、ファナに強引に魔法を発動させることに成功した。
これを“食らう”ことによって、再びの復活を遂げたわけだね!
ブラッククローバー96話より引用 再びの復活を遂げたラドロス!
復活したラドロス。
彼はこれまで相当に“お調子者のウッカリさん”って感じの動きを取っていた人物だ。
しかし、アスタの言動が彼に強く影響を与えたみたいだね!
【スポンサーリンク】
オレももう油断しない…!
「オレももう油断しない…!」と断言するラドロス。
そうそう、最初から遊び半分で戦おうとしたり、ハイテンションでぶっ込みすぎてたもんね彼は。
冷静さがモノをいう“戦いの場”において、あのハイテンションは正直言ってマイナスポイントの何ものでもなかった。
でも、ここで最も合理的な攻撃手段を選択することに成功!
ブラッククローバー96話より引用 合理的な攻撃手段を選択する!
ラドロスは「遠距離から防ぎ用のない攻撃を撃ち続ける」と断言。
そうそう!
それが出来るんならそれが最もナチュラルかつ確実な戦闘手段だよね!
相手を完封し、こちらの被害を最小限に抑えることをしっかりと念頭に置いて戦える人物なら、こういう手段は真っ先に候補にあがってくるはずだ!
さて、見せ場だね!!
“この絶望的な状況をどのように克服するのか?”っていうココこそ、少年漫画・バトル漫画の醍醐味のひとつ!
ちなみにアスタもパワーアップしそうな雰囲気だけど…?
ブラッククローバー96話より引用 アスタのパワーアップはどうなるかな?
作風からしても、ここから先は流石に“アスタがラドロスを撃破する”の一直線だと思う。
しかし、今回の96話を読んでいると、そのシンプルなルートの中に“どのような手段を用いて撃破するのか?”みたいな工夫は織り込まれてきそうだよね!
今回の工夫を見る限り、まさか“魔獣(悪魔)っぽく変身したアスタが圧倒的なパワーとスピードで接近し、遠距離魔法が届く前に相手を撃破する”みたいなテンプレ展開にはならないものと信じたい!
来週の97話がどうなるかワクワクする!!
【スポンサーリンク】
バトワン世界の歩き方を追記!
バトル考察で盛り上がろう!