【ワンピース】「おでんに候!」をいう資格のない人々について!

声をあわせて「おでんに候〜!」ってことで盛り上がった972話。

テレビの前のみんなも声をあわせて〜♪って感じだとは思うんだけど、そう考えるとちょっと複雑な気持ちにもなる。

以下、その辺りについて触れていこうかと思うよ!

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「おでんに候!」をいう資格のない人々について!

さっきまでおでんに対して「死ね死ねモード」だったワノ国の人々。

しかし今回の972話では彼らは手のひらを返し、今度は「おでんありがとう〜!」みたいなノリになっていた。

これに関しては正直ムナクソだと感じた読者が多いんじゃないのかな?

大衆は踊らされてしまう性質を持つとはいえ、さすがにこれは(おでんを大切に思えば思うほど)「おでんを何だと思ってるんだ!」と感じざるをえないところ。

次の瞬間、オロチから「おでんはワノ国を捨てた売国奴だ」みたいな情報を与えられたら、再びおでんを冒涜・侮辱し始めることだろう…。


ワンピース972話より引用 このワンシーンには疑問が残る…!

そしてそう考えると上記のシーンには疑問が残るところ。

いとも簡単に手のひらをクルクル翻す、薄情で愚かな人々。

そして「テレビの前のみんなもどうぞご一緒に〜♪」といわんばかりの雰囲気。

将来を背負う子どもたちにはワノ国の人々のようになってほしくはないからこそ、なんかちょっと釈然としない表現だった気がするかな。

しかしともあれ、彼らを反面教師にしてくれれば最高だね!

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感謝する資格のない人々について!

厳しいかもしれないけど、バトワンは以下の人々に対して「おでんに感謝する刺客がない」と思っている。

その前に犯した罪とその軽率を悔改めよ、と思ってしまう…というのが正直なところだ。

作中において実際にはおでん絡みで手のひらクルクルを見せつけてくれた彼らだけれども、この様子にはオロチも色々と思うことがあったんじゃないかな?

なぜならオロチは彼ら大衆と違って「一貫性のある男」だから!


ワンピース971話より引用 彼らは感謝する前に悔い改める必要がある!

最終的にはおでんに対する人々の評価がある程度回復して落ち着いた972話。

しかし「おでんが偉人だった」という事実そのものはプラスにもマイナスにも動いておらず、純粋に「ワノ国の大衆が愚かすぎる」ということが証明されたのみだ。

いうなれば「ワノ国の大衆がアホを晒すことで、相対的におでんの評価が高まったように見える」といった感じ。

オロチはもしかしたら「そら見ろおでん、お前が肩を持った大衆はこんなにも愚かだぞ」などと思いながら、おでんの最後を見届けたかもしれないよね。

こういう人々の様子はノーランドの処刑シーンとかドレスローザ編とかでもしばしば見受けられたけど、ワノ国編の暗愚さは一段と際立っている感じ。

もし人々が今後ルフィたちに協力してくれるような流れになったとしても、絶対に信用してはならない…という印象を受けたかな!

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