【ワンピース】「お前らは何を企んでる?」場所を変えて見えてきたものとは?

パンクハザード編を読み返していて、とても意味深だったトラファルガー・ローの一言。

彼に関してはまだまだ読者の知らないことを沢山“知っている”ような気がしてならないね!

今回は彼の“あの発言”について、分かる範囲で掘り下げてみたい!

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「お前らは何を企んでる?」場所を変えて見えてきたものとは?

問題となっているのは以下のカット。

パンクハザードで対峙したスモーカーを相手にしながらの問答だ。

スモーカーに対してこの言葉を放ったということは、つまりは海軍に対してローが抱いている疑問がコレなんだろう。

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ワンピース67巻より引用 海軍は政府が何かを企んでいることを知っている!

そしてスモーカーは「!?」といった感じでリアクションを取っている。

これが描写どおりの心理描写ならば“何を言っているのかわからない”といった感じだよね。

スモーカーはトラファルガー・ローの気付いている“何か”に気付いていない。

この“認識の差”が描かれたのが上記だと思うし、以下のカットでもそれは明示されていると思う!

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ワンピース67巻より引用 場所を変えたことで見えたものとは?

場所を変えなきゃ見えない景色がある。

トラファルガー・ローは確かに場所を変えたんだ。

最悪の世代のうちの1人の海賊…という立場から、七武海に選定されるよう動いた。

これによってトラファルガー・ローに見える景色は変わったんだろう!

七武海入りを果たし世界政府に近付くことによって見えた景色が今までと違ったからこそ、海軍が“何かを企んでいる”ことに感づいたんだねきっと。

そして、それはスモーカーの立場からは見えないものなんだ。

海軍の上層部の中のさらに上層部。

スモーカーたちには伝えられていない“企み”が、きっとそこには隠されている!

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マリージョアのおとぎ話

コラソンは“Dの一族”について以下のような話をしてくれた。

天竜人とDの一族が決して交わらない対極の存在。

天竜人達はDの一族を“神の天敵”として捉え、世界支配を揺るがしかねない脅威として認識しているようだ。

今回は以下のカットと絡めて考えてみたい!

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ワンピース76巻より引用 コラソンの語るマリージョアの言い伝え

世界政府としては何らかの理由があって、Dの一族が邪魔で仕方がない。

Dの一族の創造物として代表的ながポーネグリフだって、海軍は破壊しようと試みたこともあるんだ。

でも、頑丈すぎて壊すことが出来なかった。

今のワンピース世界における最大の権力者は“天竜人”と、その直属の世界政府なわけだけど、彼らは今の“世界システム”を何が何でも維持していきたいと考えるはず。

そう考えた時に、彼らにとってDの一族は邪魔なんだよね間違いなく。

だからこそ世界政府は頂上戦争の2年の間ジッと待ち、新戦力を整えた。

まるで戦争前の準備のようにね。

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ワンピース69巻より引用 海軍は新戦力を整えた!

これはあくまでバトワンの予想であり、あくまで可能性のひとつ…といったところなんだけど、世界政府は大海賊時代を利用して“Dの一族をあぶりだそうとしている”のではないだろうか?

頂上戦争は時代を作り上げた大海賊エドワード・ニューゲートが「ワンピースは実在する!」と断言してしまった。

この発言は大海賊時代の勢いを衰えさせるどころか、更なる激流へと導くだろう。

世界政府がもしそのように予想していたとしたら、今の“世界システム”を維持していくためには、もはや“世界規模の大規模な戦争が必要だ”と判断したとしても何ら不自然ではないんじゃないかな!

まさに“生みの苦しみ”みたいな感じで、世界中からDの一族&その疑いがある者・関係している人間を徹底的にあぶり出して根絶する。

そのために大海賊時代を最大限に利用する。

だから2年もの間、徹底的に戦力を整えることを徹底したのかも。

いかにも極端な正義思想を持っているサカズキの考えそうなことだし、なんだかキナ臭い匂いが一層濃くなってきた気がするね!

トラファルガー・ローが感づいた“世界政府の企み”が必ずしも“世界的大戦争”だとは限らないけど、新世界が荒れ模様になってきているのは確か。

ローが七武海入りすることで見えてきた景色とは、いったいどのようなものなのだろうか!

バトワンとしては世界政府が“とんでもないこと”をやらかそうとしているような気がしてならない!

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