なんだかんだ色々違和感がつきまとうホールケーキアイランド編だけど、今回のペコムズの言葉も興味深いよね。
ベッジに追い詰められたペコムズが最後に吐き捨てた言葉。
これには一体どのような意味があったのだろう?
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「てめェ、ママをナメすぎなんだよ!!」ペコムズの認識と意味に小さなズレがあるような。
今回引っかかったのは、何といっても以下のカット。
ベッジに追い詰められたペコムズは、銃撃される直前にこのような言葉を吐き捨てている!
本来なら、ビッグマムの命令を勝手に変更しようとしたのはペコムズだったはず。
そんなペコムズがベッジにこの台詞を吐いているんだ。
ワンピース834話より引用 ペコムズが銃撃前に残した言葉がこれ!
後半で触れていくけど、この台詞をそのまんま解釈するとある種のパラダイムシフト(価値観の転換)が起こると思う!
ビッグマムのもとに戻ったら、ペコムズもただでは済まされないって思ってたけど、もしかしたら違うのかもしれないね。
とはいえ、前回のジャッジの発言などを見ていると、ジェルマとビッグマムの力関係は予想通り“ビッグマムのほうが上”のようだ。
ビッグマムは意外に“サンジの結婚はわりとどうでもいい”のかもしれない。
それを知っていたからペコムズはあのような行動に出たのかも。
うーん、この辺りは解釈が難しいところだ!
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どちらかというとペコムズのほうが、という見え方がするが…
ちょっとゾウ編をもう少し振り返ってみよう。
ペコムズとベッジはゾウ編では共に行動をしていた。
その時は、ビッグマムの指示によって2つの任務を遂行しようとしてたんだよね。
- シーザーを連れ帰ること
- サンジをお茶会に招くこと
この2つがベッジ&ペコムズに与えられた使命だった。
そしてペコムズは、麦わらの一味が故郷・ゾウ&ミンク族を救ってくれたことに恩を感じ、シーザーだけを連れ帰ろうとしたんだ。
当然、ベッジからは反対の声が上がった。
ワンピース834話より引用 パッと見ビッグマムをナメているのはペコムズのようだが…?
これを見る限り、ペコムズのほうがビッグマムをナメているように見える。
でも、今回の834話では逆に「てめェ、ママを舐めすぎだ!」と逆に指摘しているんだ。
これがもしペコムズの言葉通りだとしたら…。
ビッグマムの“家族”に対する考え方
振り返れば、ビッグマムは独善的なところもあるけど“家族思い”ってのは間違いないと思う。
困っている家族を見捨てるなんてしようものなら、それはそれで激怒されるのかもしれないね。
つまりペコムズはゾウに上陸した時点で…。
- 家族(ミンク族)を守ってくれた恩人に仁義を果たさないのも悪
- ママの命令に逆らってサンジを連れ帰らなくても悪
そんな立場に置かれていたのかもしれないね。
だとしたら“どっちにしてもただでは済まされない”って状況だったのかも。
であれば故郷であり家族であるミンク族を助けてくれた恩に仁義を通すほうが重要…と判断したのかもしれない。
そしてこのルールであれば、ベッジは確かに「ママを甘く見ている」ってことになるんだろうね。
後々“仕事を優先してペコムズ(いちおう家族)を許可無く銃撃した”って理由でマムにボコられそうな気がしてならない!
これまでのビッグマムを見ていたら結構無茶苦茶で、思い通りにならないと癇癪を起こすようなキャラだしね。
もし、ベッジがペコムズ銃撃の件に関し言い訳なんてしようものなら「ミンク族への仁義も通し黒足も連て来い、でも家族殺しは許さん!止むを得ないなら何とかしろ!」とか言ってきそうな気もする。
まぁまぁともあれ、この辺りはあくまで推測の域を出ない範囲だから、次回の385話を楽しみに待ちたいところだ!
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