いまだによくわからない錦えもんの忠義の性質。
今回はこの点についてバトワンなりの最新の解釈を示していこう。
少なくとも現時点の錦えもんはやはり、リアルタイムの彼と同様の評価しか出来ない感じかな…。
【スポンサーリンク】
「忠義の性質」いまだにわからない錦えもんという男!
過去編が語られることによってワノ国編全体の雰囲気が一気に引き締まったのは確か。
シナリオは劇的に面白くなり、おでんという魅力的な人物の躍動感にワクワクさせられてしまう気持ちは高まる一方だ。
しかし反面、一貫して“ダメ人間”を貫いている男がいる。
それがこの錦えもんという人物だ!
ワンピース962話より引用 勝手に憧れる錦えもんと傅ジロー!
上記のカットは過去回想編の錦えもん。
彼は一方的におでんに憧れ腰巾着となった町のチンピラだった。
しかしこれから少し先のエピソードにてしっかりと身なりを整え、学問を治め、侍に相応しい人物に成長した…はずだったんだ。
少なくともそういう期待は抱けるような描写は描かれていたし、バトワンも(厳しいとはわかっていつつも)そうなってほしかった。
でもやはり錦えもんは結局錦えもんだったようだ。
一貫して彼は彼のまま。人物像が変わらなかったことはリアリティではあるものの、彼という個人については再び疑問を抱く運びとなったことを打ち明けておきたい。
【スポンサーリンク】
忠義の性質がわからない男!
ここで確認したいのは以下のカットだろう。
おでん様に対して「ろくでなし!」と罵声を浴びせる錦えもん。
これが親しみからくるものだったとしても、主君に対して非常に無礼な一言だ。
これは武士としてあるまじき言葉だといえるし、学問を治めてなお本質的に成長が見られていないことを示しているといえると思う。
彼にとっての忠義とは。そして礼節とは一体何なのだろうか?
ワンピース967話より引用 忠義の性質がわからない男!
それ以外にも錦えもんは過去に「女美空が武士である拙者に何だその物言いは!!女ならば男の後ろ散歩下がって淑やかに、慎ましく物を申せ!!」などと、武士の身分を盾に取り、女性差別的な発言をしたこともあった。
このような横柄な人格を持つくらいなら、おでん様は錦えもんに武士の身分を与えるべきではなかったのではないだろうか。
他人には礼節を押し付け、自分の礼節は無視をするこの価値観。
上記カットでもそう、最初は「あんたが好きだから!」とついてきた錦えもんは、いつしか主君を「ろくでなし呼ばわり」する男になってしまった。
この揺るぎない事実を受けて、読者としては以降の彼をどう見つめていくべきなのか…。
バトワンとしては錦えもんは味方なれど「最も危険視すべき危なっかしい身内」という見方がより一段と強まった気がするかもしれない…!!
【スポンサーリンク】
バトワン世界の歩き方を追記!
バトル考察で盛り上がろう!