火祭りの夜、鬼ヶ島へ出港して復讐を決行しようとしている錦えもんたち。
では火祭りの夜とはいったい何なのだろうか?
今回はこれまでの考察を踏まえて、この風習についてのバトワンなりの現時点での解釈を示していきたい!
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「火祭りの夜」とはそもそも何か?の考察整理!
今回の内容は以前の記事(錦えもん=悪説)をわかりやすくするために、別の角度から照らしたもの。
該当の記事でよく理解できたという方は読み飛ばして良い内容になってると思う。
結論からいってしまうと、火祭りとは「刃武港から出港し鬼ヶ島を詣で、守護神カイドウを讃える」という、一連の流れがワンセットになっている可能性が濃厚だと踏んでいたりする。
錦えもんが悪だとするなら、彼が「刃武港」と「火祭り」にこだわったの理由が、これで一気に解決できるんだ。
ワンピース920話より引用 火祭りの夜、刃武港から出港する必要とは?
光月モモの助はおでん様の子息であり、おそらく世界的に見てもかなりの重要人物。
しかし当人はまだ幼く、自分で自立して考えるには大人には遠く及ばない。
このことを利用して錦えもんが「モモの助の身柄を使えば、カイドウに取り入ることが出来る」と考えている…というのがバトワン的なひとつの予測。
錦えもんは単独の武力もそこそこなのでカイドウに気に入られる可能性があるし、モモの助の身柄と信頼を使ってうまく立ち回れば“カイドウの直下”に滑り込み、オロチを将軍の一個下の位に貶めることも可能だ。
こう仮定すれば、彼のわざとらしい演技も「周囲を欺くため」ということで全て納得できるところだろう。
多くの読者が「ワノ国編の侍たちは操り人形のようで芝居がかっている」と口を揃えているわけだけれども、このルートは唯一この共通認識をひっくり返せる可能性を秘めているんじゃないだろうか!
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火祭りの夜という風習についての拡大解釈!
ここからは火祭りの夜という風習について拡大解釈をしてみたい。
本編では描かれていない内容なので、バトワン的に「こういう感じだったら自然に通る」というものだ。
火祭りというものが「刃武港から出港し鬼ヶ島を詣で、守護神カイドウを讃える」という、一連の流れだったとするならば。
「火祭りの夜に刃武港から出港すること」がワノ国の権力者にもたらすものはひとつだ。
「この行事を無事に達成した者が、カイドウからの恩寵を得る」
逆をいうと「私はちゃんと火祭りをやりましたよ!だからカイドウさん、あなたは私のバックについてくれますよね?」という意思表明。
そういう背後があるからこそ、火祭りの夜に刃武港から出港する権利を、オロチと錦えもんは争ったのではないだろうか?
そして以下のカット。
ワンピース82巻より引用 光月おでんをバカ殿呼ばわりするカイドウ!
光月おでん様をバカ殿呼ばわりするカイドウ。
これは「カイドウに協力しなかったから」ではなく「おでん様が黒炭オロチとの謀略戦(火祭り・出港の儀)に破れたから」だったりしてね!
カイドウは悪のように描かれてるけど、実は正義や悪というよりかは純粋な「力の象徴」かもしれない。
火祭りを遂行した者に天下無双の力を与え、百獣海賊団と共にバックアップをする存在。
それがカイドウだったりするのかもしれないね!
百獣海賊団がすごい悪のように描かれているシーンもあるけれど、部分的にコミカルなのは「彼らはオロチの意向を反映して悪事をしているだけで、実際は楽しいやつらなんだよ!」って意味なのかもしれない…!!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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