キャラクターの多さも指摘されるワノ国編だけど、それ以上にしつこさが際立つ侍たち。
今回はその中から2名をピックアップしつつ、かれらが「もししつこくなかったら?」を踏まえて考えていきたいと思うよ!
ワノ国編は「単純+繰り返し」という悪い特性があるわけだけど、この侍2名はとくにシナリオにモタついた印象を与えた気がするかな!
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しつこすぎる侍2人+α、彼らがもしスッキリ立ち回っていおたらワノ国編はどうなっていた?
まず最初にチェックしたいのはカン十郎から。
カン十郎はさんざん絵画で偽物を作ったりして嫌がらせを繰り返していた男だ。
そして、錦えもんとの戦いの中でなんとか死に場所を見つけ、いい感じでフェイドアウトした。
…かのようにみえた。
しかし以下のカットだ、また登場してきてしまった。
ワンピース1030話より引用 しつこすぎるカン十郎!
カン十郎はただでさえしつこいイメージがつきまとっているキャラだったんだけど、死に際にまでさらに畳み掛けてきた感じ。
最後に生み出した火前坊が脅威だったのは確かだけど、ここでカン十郎が生きていても感動より鬱陶しさのほうが上回る部分が強かったかな!
どうせこのような展開になるくらいなら、事前に火前坊を生み出したあとにやられてほしかった!
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最悪のしつこさをもつ侍!
で、そんなカン十郎を上回るほどの鬱陶しさ、しつこさを持つのが以下の錦えもんだ。
彼がもっと早くフェイドアウトしてくれれば、どれだけシナリオがすっきりと読みやすくなったことか。
錦えもんといえば、ことあるごとにウジウジメソメソ涙を流し、自己中心的にわめきちらし、適切な死に場所が得られない状況が繰り返されてきた。
彼が涙を流すたたびに「またかよ」と幻滅し、自己中心的にわめくたびにため息をついたものだ。
で、そんな彼はカイドウと戦い決定打を受けたんだよね、描写的には。
「これで錦えもんのくだらないウジウジをもう見ずにすむし、カイドウと戦って散ったのなら格好もつく」と胸をなで下ろしていたところ、以下のカットだ。
ワンピース1030話より引用 最悪のしつこさをもつ侍は錦えもん!
まさか下半身だけで屁をこきながら復活してしまった錦えもん。
この瞬間、ワンピースはじまって以来No1のクソキャラとして確定したのは言うまでもないだろう。
死に場所をうしなって武士らしい散り際を演じ残ったばかりか、もっとも汚いシモネタ・汚物ネタを伴って生存確認。
このまま「屁で泣く」みたいなことにならなくてよかった(侍の尊厳を世界的に、決定的に損なう)のがせめてもの救いだけど、このシーンにはさすがにガッカリした読者が多かったんじゃないだろうか?
いずれにしても、この2名がちゃんと死ぬべきときに死んでおいてくれれば、変にため息をつくこともなかっただろう。
ワノ国変はもう最終盤で名誉挽回は難しいとは思うけど、せめてこの2名に関しては、さらなる“二転三転”が起こらないように心から祈りたいところ。
しかしともあれ、もう戦いのメインは“四皇クラス”に移行しているのもまた事実。
以降はきっとカン十郎や錦えもんの立ち回りは最小限に抑えられ、できるだけ綺麗に着地させてくれるに違いない!
終わりよければすべてよしっていうしね、最終展開はここから一気に激化させ、ジェットコースターのように面白いバトルをぜひ期待していきたいところだ!!
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