ラフテルの情報を得てなお、世界をひっくり返すところまでは持っていけなかったロジャー。
これに関しては以前に考察したとおり「人魚姫とロジャーの生きているが合致しなかった」ことが大きな原因と考えられる。
今回はこの2人にスポットライトを当てつつ、考えていきたい!
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すれ違う人魚姫とロジャー、海王類の声について!
ちなみに冒頭では「ロジャーは世界をひっくり返せなかった」と記したけれども、これは実は正確ではない。…と思う。
というのも、以下のカットがロジャーの放った「最後の一手」である可能性が高いからだ。
自分の死期が近いことを知ったロジャーは海軍に自首をして、以下最後の言葉を残した。
この言葉が結果的に“大海賊時代”を巻き起こしたのである!
ワンピース1巻より引用 この言葉が結果的に大海賊時代を巻き起こした!
ロジャーに言葉に駆り立てられて、多くの海賊が海に出た。
そしてその海賊たちに憧れて、海に出た者たちも存在する。
そのことを踏まえると、ロジャーは自分の死と引き換えに、新たな時代の幕開けを導いたともいえるだろう!
つまり現在はロジャーにとってまさに「世界をひっくり返している真っ最中」なのかもしれないよね!
だとしたら自分の死をも策にした…ってことで、ロジャーの株もさらにアップというものだ!
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人魚姫の存在について!
現在のワンピースにおいて、人魚姫の存在は特別なもの。
海王類の声を聞くことが出来るだけでなく「古代兵器である」と確定しているのもまた彼女だけなんだ。
他にもプラトン、ウラヌスといった古代兵器の存在はほのめかされてはいるものの、具体的な答えはまだ解明されていない。
そういった意味で、ポセイドンは明らかに異質であるといえるだろう!
ワンピース66巻より引用 海王類の声を聞くしらほし!
ワノ国編第三幕においてなお判明しているのは「ポセイドン=しらほし」という異質。
つまり残る2つの存在が解明されるとしたら、これ以降の展開…ということになる。
古代兵器の重要性は言わずもがなだとは思うんだけど、短期間にパパっと紹介されてしまうと、ひとつひとつが持つシナリオ的意味が薄れてしまうのは必然の理。
この点を踏まえると、やはりプラトン&ウラヌスに先駆けて描かれたしらほしこそが、ワンピース世界において「最も重要な古代兵器である」と見ていきたいところかな!
ロジャーが自分の世代で直接的に世界をひっくり返すのではなく、次の世代の動きを喚起するような振る舞いを取ったこと。
それがもし、ロジャーの寿命と人魚姫の誕生のタイミングがずれていることに起因しているとするならば一段と。
「ウラヌス&プラトン<<<ポセイドン」の公式を頭に入れておくことで、古代兵器関係の読みが鋭くなってくるような気がするかな!!
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