前回の記事にて、花の都の人々の心理について考えてみた。
そこで今回はこの内容を踏まえて、ガツっと視点を転換してみたい。
例えば花の都の人々が今の政治に満足していたとしたら…何が起こる?
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どちらに統治してもらったほうがワノ国は幸せなのか?
もし花の都の人々がオロチの統治に満足してしまっていた場合。
人口が最も密集していると考えられるワノ国の国民の大多数は、オロチに不満を抱いていないということになる。
SMILEによって感情を奪われたような悲惨な運命を辿った人もいるけど、それは彼ら花の都の人々にとっては“赤の他人”なんだよね。
つまり彼らは赤の他人の悲劇を救うより、自分の幸せを守るほうが優先になる…ということ。
ワンピース958話より引用 盆踊りが楽しそうな花の都の人々!
今まさに、人生を謳歌しているかのような花の都の人々。
もし「オロチを引きずり下ろせ!」みたいな運動が起こってしまったら、きっと彼らの生活も脅かされることだろう。
彼らにとって、自分の幸せを脅かす存在は敵なんだ。
こう仮定すると、花の都の人々にとって「光月侍こそ迷惑極まりない存在」ってことになってくるよね?
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錦えもんたちが闘う意義とは?
「主君の無念を果たすため!」みたいなノリをかもしだしてるけど、錦えもんが指揮する行動はかなり不可解。
ここでみんなには冷静に色々と考えを巡らせてもらいたいんだ。
「最大多数の最大幸福」の理論に基づいて考えた時、ワノ国で最も人口が密集しているであろう地域は花の都。
彼らの幸せを脅かす錦えもんたちこそが悪である…と考えることも出来るんじゃないだろうか?
実際、いまの錦えもんの振る舞いは、とてつもなくエゴにまみれているように見える!
ワンピース958話より引用 錦えもんの振る舞いはエゴではないのか?
ワノ国は放っておけば、花の都の人々は少なくとも幸せでいられる。
その幸せの破壊者となりえるのが錦えもんたち光月一族・赤鞘九人男たちだ。
「もっとキッツイ状況にあるSMILE被害者を救うため!」みたいな大義名分があれば良いんだけれども、錦えもんたちの行動動機はどうやらそうじゃない様子。
錦えもんたちが躍進してカイドウ打倒を果たせばトコちゃんあたりのSMILE被害者は結果的に救われるかもしれないけど、それはあくまで“結果オーライ”の幸運にすぎないことだ。
これまでは錦えもんたちが正義でオロチ&カイドウが悪と見る向きが強かったけれども、(ドフラミンゴが語るように)正義と悪を逆転して考えることも必要な段階に、ワノ国編は突入しているのかもしれないね!
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