昨日、以下の考察を公開したんだけど、読んで頂けただろうか?
カタクリが格好良すぎて思い入れがかなり入った文章になっちゃったけど、けっこう反響は良かったみたい!
◯【ワンピース】王の資質&独立の可能性、カタクリの今後について考えてみたい!
今回はこの考察についてやり取りしていた中で気付いた「ビッグマム海賊団の不自由さ」について、今の視点からもう一度触れていこうと思うよ!
【スポンサーリンク】
まさに籠の中の鳥、不自由すぎる海賊・マムの子ども達について!
以前にもビッグマムの「家族という建前を振りかざした支配(?)」については触れてきたんだけど、お茶会〜ケーキ作りなどのイベントを経てもう一度。
お茶会前と現在では見えているものがずいぶんと違うし、新たな発見&見え方の違いが見つけられたら!
まず最初に触れてみたいのは以下のカットで、ビッグマムが「夢について語っている」という場面!
ワンピース834話より引用 あの時明かされた、ビッグマムの夢!
「誰もが家族となり、同じ目線で食卓を囲むこと」を夢と語っていた彼女だけど、それがズレていることはもはや周知の事実。
これは彼女がすでに失われた「羊の家」という名の過去の中に、己のアイデンティティを求めていることが原因だといえると思う。
過去を乗り越えたのではなく、過去を見ないようにしたまま現実のほうを捻じ曲げる。
都合の悪い現実からは、暴力&スイーツで目をそらす。
心の強さとしては疑問を感じるところがあるんだけど、彼女のクレイジーなまでの戦闘能力の高さが、彼女を「弱いまま強くする」ということを可能にしたんじゃないかな…。
少し話を戻すけど、こういう要素が強く絡んでいることもあり、彼女は今でも「心の成長がおろそかなまま」であると考えられる。
彼女の「すべての人種を平等な家族に」的な理念(?)も、最新話までに得られた情報を絡めて考えると、もはや「何言ってんだコイツ!」って側面が強くなってきた気がしないでもない!
【スポンサーリンク】
不自由すぎるビッグマム海賊団の海賊たち!
んで、なんでこんな話をしたのかというと、それもこれもカタクリの件と絡めて話したかったから。
プリンにしてもカタクリにしてもそうなんだけど、本当、ビッグマム海賊団の海賊たちは「不自由に縛られすぎている」ように思えてならない!
自由なのが海賊なはずなのに、これじゃ海賊というか…「ビッグマムの駒」だよ…。
今回の893話で漢気を見せてくれたカタクリには、いつか「自由にメリエンダする権利」を与えてあげたい…。
ワンピース883話より引用 カタクリには、いつか「自由にメリエンダする権利」を与えてあげたい!彼にとってこれこそ死至福のひとときであることが判明している!!
正直、今のカタクリを見ていると胸が痛く思える部分もあるんだよね。
彼ほどの人物が、ビッグマム海賊団という組織の中で「完璧な自分を演じながら(完璧ではない部分を知られるのを恐れながら)」生きていかなくてはならない状況。
これは客観的に見てとても不自由だし、海賊らしくないような気がするかもしれない。
ビッグマムに対しては正直「世界中の種族を家族にする前に、まずは目の前の家族を幸せにしようよ!」なんて感じてしまうところがあるかも…。
まぁ、ビッグマムは「幸せの概念が歪んでいる」ようだから、そういう思いにも虚しい部分があるんだけど…。
とにかく。
カタクリにしてもプリンにしても。かつて団を飛び出したローラにしても。
ビッグマム海賊団の海賊たちは、ビッグマムによって用意された「不自由の鎖」に絡め取られているように思う人物が多いかも!
前回の考察でも触れたけど、シャーロットの名がデザインされたジャケットを脱ぎ捨てたカタクリが、今後どのように行動していくのかめっちゃ楽しみだよね!
ルフィとの決闘はどちらかが死ぬ展開にならなければ、ひとまずそれで良いような気もしてきた。
それより何より今、もっとも脳裏に強く刻まれたのは、やはり「カタクリの漢気&人格の素晴らしさ」だと思う。
こうなってくるとむしろ“決闘のあと”のほうに注目で、バトワン的にはカタクリに「ひとりの人間としての自由」を勝ち取ってほしい気持ちのほうが強くなってきたかな!
【スポンサーリンク】
バトワン世界の歩き方を追記!
バトル考察で盛り上がろう!