【ワンピース】アヒルと白鳥、ボンちゃんの重要性とサンジの対比!

みにくいアヒルの子を象徴するとして一躍話題になったサンジ。

これに関しては読者さんの指摘のお陰でバトワンもいち早く気付くことが出来て、2016年9月の時点で以下のように記事にしたんだ。

【ワンピース】みにくいアヒルの子、サンジは白鳥になれるのかな?

で、今振り返ると色々なところでサンジには“みにくいアヒルの子”の対比がなされているじゃないか!

さらに、上記の記事では「サンジは白鳥になれるのかな?」ってしたけど、もしかしたら実際は「醜いアヒルの子は醜いまま、傷だらけでも空を羽ばたく!!」みたいな感じなのかもしれない!!

今回はそんな、あくまで象徴の上を行ったり来たりするお話に触れていきたいと思うよ!

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アヒルと白鳥、ボンちゃんの重要性とサンジの対比!

「みにくいアヒルの子」は、アヒルの家族に醜いとイジメられていた一羽の雛鳥が、そこから離れて成長し、やがて美しい白鳥となって大空に羽ばたく物語。

で、これだけを安直に解釈するならば“サンジ=みにくいアヒルの子”ってことになると思うし、やがて彼は白鳥となり大空を羽ばたく…って感じになるんだと思う。

でもね、そこは尾田先生。そこまで安直になぞらえてくるとは限らないよね!

例えば187話はアラバスタ戦、サンジとボンちゃんの死闘が描かれるんだけど、そのタイトルは「互角」だった!


ワンピース21巻より引用 サンジと互角に打ち合うボン・クレー!

あのサンジのムートンショットに対し、互角に打ち合ってみせるボン・クレー。

そして彼(彼女?)を象徴する動物は“白鳥(スワン)”であることに注目したい!

ここは解釈を飛躍させ、サンジと対比で描かれている人物の一人にボンちゃんの存在がある…と考えられないだろうか!

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インペルダウンではルフィの為に死をも覚悟した!

ボンちゃんの功績は本当色々あるんだけど、その中でも特に印象深いのがインペルダウンの一件だよね!

彼はインペルダウンで自らの死を覚悟して、ルフィを助ける道を選んだ。

こんなことが出来る人物なんてそうそういるもんじゃない!!


ワンピース56巻より引用 決定的な覚悟を見せるボン・クレー!

上記周辺は鳥肌が立つほどの表現が連続され、かなり感動したよね!

思えば、人間関係のしがらみとかに苦しみ続けてきたサンジと、あらゆる常識から開放されたボンちゃんは、人間性の面でも対比されているような気がするところかもしれない!

白鳥とアヒル、自由と不自由、オカマとレディーファースト。

これらの間には、ワンピース世界では一定の因果関係があるのかも!

ちなみに、2年後のサンジはカマバッカで“空を飛ぶ技術”を身に着けている!


ワンピース64巻より引用 サンジは空中歩行を身に着けていたよね!

“白鳥・自由・オカマ”の3つが同じ枠組みで括れるのならば“みにくいアヒルの子が羽ばたけるようになったのがカマバッカ王国”というのにも、なんとなく筋が通るような気がするかも!

このあたりは新たに提示してみた感じのアレだから、今後これらの前提を踏まえてボンちゃん側から掘り下げていくと、さらに違う発見があるかもしれないね!

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