海底大監獄として名高いインペルダウン。
カームベルトの海中に作られており、その上ごくないは複雑な迷路構造。
凶悪犯罪者たちが一度捕まったら脱獄はほぼ不可能で、22年前の金獅子のシキの脱獄を唯一の例外として、鉄壁の大監獄だとされています。
今回はそんなインペルダウンについての矛盾点、不自然な点について考えていきます。
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海底大監獄インペルダウン
海底大監獄インペルダウンは以下のカットのように塔のような構造となっており、さらに地下へ進めば進むほど地獄のレベルが上がるようになっています。
以下のカットを見ても、相当巨大な建物として建造されたということがよくわかりますね。
ワンピース54巻より引用 海底大監獄インペルダウンの外観構造
まずはインペルダウンの階層と、ルフィが辿った道筋から確認していきます。
インペルダウンの階層は以下です。
- 「LEVEL1」“紅蓮地獄”
- 「LEVEL2」“猛獣地獄”
- 「LEVEL3」“飢餓地獄”
- 「LEVEL4」“焦熱地獄”
- 「LEVEL5」“極寒地獄”
- 「LEVEL5.5番地」“ニューカマーランド”
- 「LEVEL6」“無限地獄”
このように、地下へ地下へと降りていく構造になっているのです。
インペルダウンでルフィは、レベル1でバギー、レベル2でMr3、レベル3でボン・クレー、レベル6でクロコダイル、ジンベエを開放しました。
かなりの人数で、魚人最強クラスのジンベエ以外はルフィの知り合いの能力者を軒並み開放している形になります。
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インペルダウンの矛盾点
もう一度インペルダウンの構造を確認してみましょう。
冷静に考えると少し不自然な点に気付くのではないでしょうか。
そう、あたり前のように容認してしまっていましたがインペルダウンは海底と地上を繋ぐ巨大な塔のような構造になっているのです。
確かにこれだけ深い海へと繋がる大監獄であれば逃げることは難しいでしょう。
でも、これはあくまで対“悪魔の実の能力者”に関してのみ有効な構造のようにも思えてくるんです。
ワンピース54巻より引用 バギーが教えてくれた海底大監獄インペルダウンの構造更に詳細
獄内には大量の電伝虫が配置されていますから、管理フロアは必要で、おそらくは地上が管理フロアになっているんでしょう。
そして、地下に進めば進むほど凶悪な囚人が収監されている…といった構造になっているわけですね。
でも、よくよく考えてみると“なぜ海底に作ったのか?”という疑問は残りますよね。
しかも以下のカットの通り、インペルダウンが設置されているのは“凪の帯”となっています。
ワンピース53巻より引用 ニョン婆の説明によると、インペルダウンはカームベルトに存在している!
確かにカームベルトに存在していれば、海王類が邪魔をして簡単には脱走できないとは思うんです。
でも、でもですよ?
カームベルトにインペルダウンを設置してしまうと、インペルダウン自体も“海王類の攻撃”にさらされる可能性が高いと思うんです。
対策としては“海楼石の使用”が考えられますけど、インペルダウン内ではマゼランもルフィもクロコダイルも、存分に悪魔の実の能力を使用していました。
ということは、インペルダウンの材質全てが海楼石というわけでもないですよね。
海楼石で外壁を覆うことによって、海王類の衝突などを避けることも出来るかもしれませんけど、そんなに大量の海楼石をどこから持ってくるんでしょうか?
または、海楼石で覆っていたとしても「海王類が間違えて衝突してしまう」というアクシデントも想定できるはず。
例えば海王類がインペルダウンを攻撃対象にしなくても、近くで“海王類同士の喧嘩”とかが起こった場合、その巻き添えを食らってしまう可能性があるのではないでしょうか。
インペルダウンには悪魔の実の能力者だけではなく、ジンベエのような魚人だって捕まっているわけですよね。
この辺りを踏まえると、なんだかちょっとした矛盾を感じてしまうんです。
もしかしたらインペルダウンの外壁は“海楼石”とは違う対策がなされているのかもしれませんね。
例えば、世界政府は“海王類が嫌う電波”などの化学兵器の開発が既に完了しているのかもしれません。
それであれば、海楼石での対策よりも何倍も有効な気がしますからね。
世界最大の海底大監獄、インペルダウン。
海王類とどのように調和を保っているのかというのは、ひとつの謎として未だ残っているようです。
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