なんともいえない小物感がどんどん増してきている百獣のカイドウちゃん。
今回はそんなカイドウちゃんの立ち位置について触れていこう。
当時のカイドウがそこまで強くなかったからなのかもしれないけど、20年前時点ではいろんな意味でブレまくってる感じがするね〜!
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カイドウちゃんの立ち位置が謎すぎる件について!
まず最初に触れておきたいのは以下のカット。
この時点でカイドウは「ワノ国勢にまとまられたら勝てねェや…」みたいな感じになっていることが確定している。
で、そのためオロチに嘘をついてもらっておでんを言いくるめてもらい、戦力が整うまでの時間稼ぎを行うことにしたようだ。
この時点でゲスキャラ風味が漂っていたのはいうまでもない。
ワンピース971話より引用 この時点でゲスキャラ風味が漂っていた…!
で、それに加えて決起したおでん&赤鞘九人男とのバトルの際には。
モモの助に変身したマネマネ婆の協力を得て辛くも勝利。
不意打ち&だまし討ちは海賊の習いとはいえ、これまでのカイドウの風評からしたらガッカリするような勝ち方だったように思う。
で、そんなカイドウは今回の“釜茹で”に至るまでになんと、マネマネ婆を殺しちゃってるようなんだよね。
これ、どういう心理が働いてるんだろう?
バトワン的には錯乱状態にあったように感じてしまうところが大きかった…!
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助けてくれたババア(しかも黒炭)を殺しちゃうカイドウ!
以下のカットには色々と思うことがある。
本当にここはカイドウちゃんが軽いパニックになっていて、自分が何をしたいのかわからなくなってしまった…という表現が今のところはもっともシックリくるところだ。
カイドウはおでんに勝てた“恩人”であるはずのマネマネ婆を殺したらしいけど、それはなぜか?
「海賊の誇りが〜…」とかいう弁明は通用しない。
なぜならマネマネ婆の機転に乗っかり勝つことを良しとしたんだから。あの時にその判断を下したのは他ならぬカイドウ自身だ。
さらに、マネマネ婆は「黒炭の者である」ということ。
時間稼ぎをしてくれたオロチに対する恩義にも反している。
ここ、カイドウのやってることにはまるで一貫性がないように感じるかな。
ワンピース972話より引用 カイドウのやってることにはまるで一貫性がないように感じる…!
ただ、これらの点を踏まえたうえでカイドウの趣味が「自殺」であるというのは、ある意味では納得できる部分も生じてきたと思う。
カイドウにとって「四皇」とか「最強の生物」という呼び名は、もしかしたぶっちゃけ“生き恥”のようなものなのかもしれないよね。
他人から見れば“すごい海賊”でも、自分自身は騙せない。
カイドウはもしかしたら「あの時いろいろやらかしちゃってるんだよなオレ…」みたいな感じで、自分の器の小ささを自覚してたりして。
自分が単なる「強いゲスキャラ」であり、四皇にふさわしくないことを誰よりもよく知っている。これは酒に溺れるのも理解できるところがあるかも…。
いずれしても今回の回想編のラストではおでんの評価がある程度回復したのと同時に、カイドウの評価が揺れまくったことは紛れもない事実。
こんなカイドウなら勝てそうだけど、さてリアルタイム本編に戻ってどうなってくるのか…。
来週の973話の展開を楽しみにしたい!
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