WCI編の政略結婚へとサンジを巻き込んだ張本人であるヴィンスモーク・ジャッジ。
この男さえいなかったらイチジ・ニジ・ヨンジの感情操作もなかったし、サンジが今回のシナリオに巻き込まれることもなかったわけだけど、今の本編を見ていると、わりと複雑な気持ちになってくるかも!
今回は最新話におけるジャッジの振る舞いとか、それが転じて起こったこととかにバトワンなりに触れていきたいと思うよ!
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カカオ島に援護に訪れた父ジャッジの心境、彼がいなかったら出会わなかった人について!
まず最初にチェックしたいのは以下のカット。
ジャッジは頭に強烈なダメージを受けて包帯ぐるぐる状態なのに、わざわざカカオ島に助けに来てくれたんだよね。
もし彼らの援護がなかったらサンジはカカオ島から飛んで逃げることが出来なかったんじゃないかな?
サンジを巻き込んだのもジェルマだったけど、サンジを救ったのもジェルマだった…って感じだね!
ワンピース899話より引用 ダメージは深刻なのに助けに来てくれた!
今回の一連の流れだけで「ジャッジは実は良いお父さんだ!」とまで褒めることは出来ないけど、責任感は強い人物…って印象は受けるかも。
またこれは過去のワンシーンで描かれた内容だけど、なんだかんだ“サンジの父親としての自覚”はちゃんと持ってるみたいだしね!
サンジを「出来損ない」と罵(ののし)るジャッジだけど、その父である自分もまた「ダメな父親」と理解しているフシを感じたり感じなかったり…。
ワンピース841話より引用 自分の中に父親としての感情があることを認めるジャッジ!
自分がダメな父親だからといって、イコール必ずしも「だから良い父親になろう」と考えるとは限らないのが人間の難しいところ。
ダメな父親であることに開き直ってしまうケースもあると思うし、そんな自分を受け入れてダメなりの道を歩む…という手段もある。
ジャッジは酷い父親だけど、なんとなくそういった人間らしい葛藤も感じるかな?
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ジャッジがいなかったら出会わなかった人もいる!
ジャッジのせいでこれだけ苦しめられたサンジだけど、ジャッジがいなかったら出会わなかった人もいる。
かの恩人、オーナー・ゼフ&バラティエの面々もそうだし、麦わらの一味だってそう。
基本的に全ての元凶はこの親父さんにあるわけだけど、その中で生きてきた中で「災い転じて福となす」みたいになってる部分もあるんだよね。
そういうことを考えると、なんだか「これぞ運命!」なんて思えてしまうところで、人間の逞しさを感じてしまうところだ!
また、以下のプリンだって言い換えるなら「ジャッジが出会わせてくれた女性」だよね!
ワンピース896話より引用 プリンだってジャッジが出会わせてくれた女性!
ジャッジのやってきたことはことごとくイラっとすることばかりだったけど、その中で出会えた人もいる。
プリンなんかの立場に立つと「サンジと出会えたこと」はかけがえのない経験だったと思うし、ジャッジなんていなければ良かった!とは言い切れないのが難しいところだ。
そういった部分を考えると、不運そのものよりも“それに対する応じ方”のほうが大切なような気がしたかも!
あとはこのあと、今回の麦わらの一味の振る舞いを見て、ジャッジがどのように考えるのか…みたいな部分に注目だね!!
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