何気なくワンピースを読み返していると、白ひげ傘下の船の中に、クラーケンを意味したと思われる船が紛れていることがわかりました。
そこで今回は以下のカットを元に、持ち主を考えてみようと思います。
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クラーケンの船首を持つ船、これは誰の海賊船?
まずは以下のカットを確認してみてください。
このカットに紛れもなく魚人島で登場したクラーケンが写り込んでいます。
ワンピース56巻より引用 一番右の海賊船の旗と船首がクラーケン
一番右の海賊船がそれですね。
旗もイカのようなので、この海賊船はクラーケンをモチーフにしていることは間違いないところでしょう。
で、クラーケンは北極が生息地なんだそうです。
ワンピース64巻より引用 クラーケンは北極から連れてきた奴隷だった
この点を考え合わせると、北極に最も近い地域を拠点とする海賊が、上記の海賊船の持ち主である可能性が高いかもしれませんね。
だとすると、氷の魔女・ホワイティベイなどが候補にあがるでしょうか。
しかし、氷砕船を駆っている、ということなので、クラーケンの船=ホワイティベイの船、と考えるのは少し疑問が残るところです。
他の船長の船かもしれませんね。
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オーズの船も描写されていた模様
また、最上段のカットを書くにしていただくとわかると思うのですが、一番左にパンダの船首、その右にオーズらしき旗の船が止まっていますね。
余談ですが、オーズの旗はカイドウの旗とカナリ似ています。
ワンピース79巻より引用 カイドウのマークはオーズの旗にそっくりだ。
一番上の画像と見比べてみてください。
この描写に関しては「カイドウ=オーズの親玉説」を補強すると思うんですよね。
少し話を戻します。
で、一番左の海賊船…パンダのデザインは誰のものになるんでしょうか。
白ひげ傘下で、あのようにパンダのデザインが似合うキャラといえばディカルバン兄弟かもしれません。
彼らにはパンダの目のまわりにある黒い部分のように、目の周りにクマがありますからね。
ワンピースでは基本的にその海賊団の特徴を海賊船や旗に表す傾向がありますから、パンダ=ディカルバン兄弟の船という可能性はあながち低くないと思います。
旗に対するドクロのデザインも、この船には2つ搭載していますしね。
とはいえこういったさりげない部分にも細かい設定をしているワンピース。
尾田栄一郎先生はさすがだなぁ、と再度感心するところとなりました。
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