【ワンピース】クロコダイルとジェルマ66の仮定、世界を牛耳る兵器取引!

現在のところどこをどう探してもクロコダイルとジェルマ66の接点における“決定的な”証拠は存在しないみたいだ。

でも、クロコダイルの動きは、ある意味とても“戦争屋らしい”動きを取っているのも確かなんだよね。

18クロコダイルの思惑
ワンピース18巻より引用 クロコダイルの動きは戦争屋っぽい雰囲気が強いよね!

勢力と勢力の間に争いの種を撒く。

意図的に用意した“誤解”という名の罠のもと、徹底的に闘いを焚き付け、争わせ、兵器利益を貪り食らう。

絞り尽くせないくらい絞り尽くしたら、最後にあたかも“正義のヒーロー”かのように颯爽と表れ事件を解決し、人々に感謝されながら富と名声を奪い尽くす。

このやりくちは、まさに戦争屋の行う“マッチポンプ”という手口に非常に近いものだと思うんだ。

ここはあえて、決定打がない状況で仮定を立てて、そのまま奥まで掘り進んでみよう!

【スポンサーリンク】

クロコダイルとジェルマ66の仮定、世界を牛耳る兵器取引!

争いの種を作るのは色々な方法があると思う。

宗教の対立だったり、文化の違いを利用したり。

食糧難をわざと生み出して、支配層と一般市民の間に摩擦を起こしてもいいだろうね。

で、今回クロコダイルが採用したのが“ダンスパウダー”という気象操作アイテムだったわけだね。

18ダンスパウダー
ワンピース18巻より引用 ダンスパウダーを使えば隣国の雨を奪うことが出来る!

上記のカットでナミが説明してくれているけど、ダンスパウダーを使用すれば隣国の雨を奪い取る事ができるんだ。

つまり、隣り合った地域の国民に“干ばつ”を味わわせ苦しめ、干ばつが絶頂に達したタイミングで“雨を奪った犯人”をでっち上げる。

これがクロコダイルの行ったことだよね。

そういった意味では“ダンスパウダー”は、恵みの雨を降らせることも出来る反面、争いの火種を作る格好のアイテムといえると思うんだ。

実際に今回は、反乱軍とアラバスタ王家がターゲットにされてしまった。

クロコダイルはダンスパウダーはどこから入手したのか?

で、このダンスパウダーの出所を探るべく読み返してみたんだけど、具体的なヒントは見つけることが出来なかった。

以下の船に積まれて運ばれてきたことは確かみたいなんだけどね。

18運輸船
ワンピース18巻より引用 アラバスタにダンスパウダーを輸送してきた船、これもジェルマ絡み?

「運」とだけ書いてあるから、運送とか運搬の「運」なんだろうね。

さすがにこんなところで簡単に尻尾をつかませてくれるほど、クロコダイルの取引相手は不用心ではないみたいだ。

きっとこの船は、巧みに偽装された戦争屋の船か、ダンスパウダーと知らずに運ばされてしまった商船なんだと思う。

今のところ出所は不明なんだけど、今回はテーマに沿って、ジェルマ66から送られてきたと仮定してみる。

【スポンサーリンク】

クロコダイルとジェルマ66が繋がっていると仮定すると?

クロコダイルとジェルマ66が繋がっていると仮定するとどうなるだろうか。

まず、ジェルマ66がダンスパウダーを製造する工場を持っているか、あるいは手に入れるルートを持っているということになるよね。

ビビの話によると、ダンスパウダーの情報は以下。

  • 元々どこかの雨の降らない国の研究者が作り出した代物
  • これが原因で干ばつが起こり、戦争に発展した事例がある
  • 以来、世界政府はダンスパウダーの製造・所持を禁止している

世界政府が絡んでいる違法アイテムなんだね、ダンスパウダーは。

これらの流れを踏まえると、ダンスパウダーの技術も世界政府が押収してしまっている可能性がありそうだ。

813ヴィンスモークサンジ
ワンピース813話より引用 サンジの父はジェルマ66のトップ、ヴィンスモーク家の主のようだ!

上記のカットをみると、世界政府に対してヴィンスモーク家が命令を下すことが出来ることは確定でいいはず。

サンジを「生け捕りのみにしろ」と世界政府に圧力をかけたのは、他ならぬヴィンスモーク家であるはずだよね。

ジェルマ66のヴィンスモーク家が、世界政府と何らかのコネクションを持っていることは、既に疑いようのない事実となっている。

こうして見てみると、世界政府からジェルマ66へ、ジェルマ66からクロコダイルへと“ダンスパウダー”が流れたように見えなくもない!

そして、クロコダイルの狙いは、アラバスタに眠る“古代兵器プルトン”だった。

21クロコダイル
ワンピース21巻より引用 クロコダイルの目的がプルトンであると確定したシーンはこんな感じだった!

クロコダイルは古代兵器プルトンを手に入れて、アラバスタの地に最強の軍事国家を作ろうとしていたんだ。

プルトンを保有することによって世界政府に対しての発言力を持つに至ることを目指していたのかもしれないね。

だとすると、クロコダイルが仮にプルトンを持った場合には、単独で世界政府と渡り合っていこうとするはずだ。

実際にコブラに「そんなこと世界政府が許すはずがない!」と言われた際には「だろうな、だから必要なのさ…強大な軍事力」と答えている。

これは、世界政府に対して単独で取引を行っていく腹積もりの暴露だと考えていいと思うんだよね。

結論:クロコダイルはあくまで単独で動いているが、ジェルマ66とは関係を持っていてもおかしくない

ダンスパウダーの流通経路の仮定が的中していたとして、その上でクロコダイルの発言を複合して考えると、結論はこうなる。

クロコダイルはあくまで単独で動いているが、ジェルマ66とは関係を持っていてもおかしくない!

クロコダイルはジェルマ66との関連性が結構疑いやすい人物だとは思うけど、この時点では「ジェルマ66をも利用して、単独で覇権を取ってやる」と考えて動いてたんじゃないかな。

2年後の今はどういう考えで動いているかわからないけど、少なくともこの時点では。

とはいえ、クロコダイルとジェルマ66の関連性は非常に興味深いので、今後も注意深く追っていきたい!

おまけ

ちょっとゾっとするおまけかもしれないけど、この扉絵を確認してほしい。

19扉絵
ワンピース19巻より引用 扉絵がジェルマ66を暗示している?

このカットのヒナはフキダシの中で「FUFU」と笑っている。

しかし、文字の形の影響もあってか、この文字は見方によっては“一部が削り取られた「66」の文字”に見えなくもない。

そしてこの回は丁度、“コブラがダンスパウダーを使用した犯人として濡れ衣を着せられる回”なんだよね。

あくまで決定打ではないんだけど“海軍とジェルマ66の癒着”を示す暗示のひとつとして、一応残しておくことにしようと思う!

【スポンサーリンク】