もちろん場面によって解釈は変わってくると思うんだけど、ルフィは「身内の問題」みたいな感じで全てを抱え込むのを嫌う性格をしているよね。
これは色々なシーンで表現されているんだけど、少なくともサンジはそんなルフィの性格をちゃんと理解している。
ワンピース69話より引用 “身内の問題”に対するサンジの解釈が良く分かるカット!
上記カットの場面はヴェルゴが発した言葉であり、サンジのケースとは厳密に言うと違う心象であることは明らか。
でも、この言葉を聞く限り「身内の問題だ」というセリフに対してサンジが反応したのは間違いないはずなんだ。
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サンジとルフィの決闘・大喧嘩のシナリオ、または身内の問題と排他的思考について
思い返せば、ルフィは以前にもこんなことを言っているんだよね。
いや、こっちは厳密には身内って感じじゃないけど。
ワンピース18巻より引用 ルフィはたった1人で抱え込まれることを嫌う!
アラバスタ編で、自分の命ひとつで全てを救おうとしたビビに対してルフィがかけた言葉。
そうなんだよ、ルフィは抱え込まれることを極端に嫌う性質を持ってる。
このことを知ってるからヴェルゴに相対した時、サンジは「ウチの船長が一番嫌いなタイプだな」と口にした。
ビビの“ひとりで抱え込もうとする気持ち”に対してルフィが感じた嫌悪感と、ヴェルゴの「部外者は関わってくるな」といった感じの口ぶりに対してサンジが感じたものは同質のものだと思うんだよね。
ひとことで表現するとすれば、ルフィは“排他的な思考を嫌う”って感じじゃないだろうか?
自分でも仲間でも身内でも、そこはなんでも良いんだけど、これらの点を踏まえて考えると「部外者は関わってくるな」という感覚が嫌いなんじゃないかなー、と思えてくるんだよね。
で、そうなってくると、次はこれが問題になってくると思うんだ。
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サンジ「おれの問題なんだ」
サンジがビッグマムのお茶会に参加するのを決めた時に言った言葉。
これに関して今のところルフィは特別触れていないけど、目の前にサンジが来たら怒るんじゃないかな?
ワンピース81巻より引用 サンジのこの考え方はビビの考え方と同質の“排他的思考”だといえそうかも?
ビビの時も取っ組み合いの喧嘩になっていたけども、今回のサンジの件に関しても、もしかしたら似たような展開になる可能性があるかもしれない。
下手したらウソップとルフィが戦った時と同じような決闘・大喧嘩になってしまう可能性だってあると思うんだ。
そして、ルフィはサンジがビッグマムのもとに単身向かった件をうけて、以下のように発言している。
ワンピース815話より引用 ルフィはサンジに対して怒る準備をしているんじゃないだろうか?
なかなか険しい表情でペコムズに迫っているわけだけど、ルフィの中でもいくつかのパターンを考えているんじゃないだろうか。
サンジに聞いて、内容次第ではサンジと大喧嘩も厭わない。
ビッグマムに話を付ける必要があるなら、それはそれで引き受ける。
そんな決意の込められた“眉間のシワ”なんじゃないかと思うんだよね。
これまでのルフィの傾向を見ていると、“人間関係を排除していこうとする排他的行動”に対しては容赦なく怒っているような気がする。
ここ最近は特に、どんどん器の大きい男に成長してきていると感じさせてくれるルフィ。
これらの内容を踏まえると、以下のカットも意味深で、とてつもない表現に見えてこないだろうか?
ワンピース815話より引用 ゾロに笑顔で接するルフィ!めっちゃ印象的!!
ルフィは場合によってはサンジと決闘・大喧嘩になるだろう。
なぜならサンジが取った行動は少なくとも“排他的思考”を含んだものだからなんだ。
でも、それはサンジに聞いてみないとわからない。
サンジに聞いてみないとわからない以上、ルフィは直接聞きに行くのがスジだと捉えているだろうね。
そして、今の段階ではクルーにイライラした素振りを見せる必要もないわけで、ゾロに対して笑顔で接するのは普通。
でも、ゾロはゾロでルフィのそういう考えに気付いているから、真面目な顔で反応している。
一連の流れは、サンジとルフィの大喧嘩を暗示している可能性も充分にあるかもしれないね!
だとしたらウソップと喧嘩した時のような、締め付けられるような胸の痛みが再び表現されるかもしれない!
ルフィの感覚を踏まえて考えてみると、上記の内容には強烈な現実味がつきまとってしまうのは事実だし、これからの未来が気になって仕方なくなってしまう!
全ては運命の赴くままに、出来ればサンジがクルーとして戻ってきてくれることを強く願う!
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