【ワンピース】シャーロット・プリンにまつわる謎と伏線、翻弄される婚約者![超考察]

世界から光が奪われた日

サニー号が無事に逃げ切った日。

それはプリンにとってホッと胸をなでおろす日でもありながら、世界から光が奪われた日でもあるといえる。

これからプリンが彷徨う日々は、いったいどのようなものになってくるのだろう?

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ささやかな記憶を胸に

順当に考えれば、今のプリンには「何らかの行動を起こす」ことは不可能。

理由は以下のような感じかな?

  • 精神的に疲弊しきっており、立ち上がるエネルギーがない
  • もし行動を起こせるなら、サニー号が去る前に行動を起こすべきだった

特に後者の事実がもたらす影響は大きくて、プリンもこのことを理解していると思う。

プリンが「もし行動を起こせるなら、サニー号が去る前に行動を起こすべきだった」と考えるなら、それはサニー号が去った現タイミングにおいて、残念ながら“行動を起こすべきではない理由”になってしまうはずだ。

で、これが意味することはというと…?


ワンピース902話より引用 サンジとの記憶を思い出し号泣するプリン…!

トリカゴの扉は開いていた。

きっとあの時、プリンが「私も連れて行って」と言うことが出来たなら、サンジはその手を取ってくれたと思う。

しかし、プリンはその選択を放棄して、再びトリカゴの中に戻ってしまったんだ。

あとうことか、そこには「サンジとの口づけの記憶」という支えを持ち込んで…。

あの時のプリンにはそうすることしか出来なかったのかもしれないけど、この記憶は結果的に彼女の精神を、より強力に“トリカゴの中”へと閉じ込める支えになってしまうかもしれない…。

再び閉ざされた檻(おり)の中、今度はさらに鍵が増え。

カゴの周りはがんじがらめの鎖だらけだ。

幼少期に地下牢に閉じ込められてしまったサンジの「ここから出して」に近い願いを彼女は飲み込み、膝(ひざ)を抱えようとしているのかもしれない…。

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鍵を開きに来てくれる人は現れるのか?

バトワンの好みを言ってしまうと、基本的に悲劇のヒロインっていうのはあんまり好きじゃないんだ。

でもそれはこの表現が王道過ぎて、多くの場合「どっかで聞いたような話」になってしまうことが多いから。

しかし今回のプリンとサンジは違ったよね。

プリンはまさに悲劇のヒロイン。運命に翻弄された少女…って感じだ。

そして王子様が目の前に一度現れたのに、救われないまますれ違ってしまった…。

こんな悲恋は見たことがないよね…。プリンのことを思って何度胸が締め付けられたことか…。


ワンピース902話より引用 記憶のフィルムを手にとって眺めるプリンと、忘れてしまったサンジ。

【ワンピース】抜き取った記憶を返す未来、プリンの心理に一段深く寄り添ってみる!
【ワンピース】続・心理考察「オレは何をやってたんだ!」サンジが事実を知ったらどうなる?

残念ながら、彼女に奇跡は起こらなかった。

イワちゃんの「奇跡は諦めないヤツの頭上にしか降りてこない」という言葉が脳裏をよぎるところだよね。

プリンは望みを諦めたといえるんだろうか?みんなはどう思う?

これからの未来、彼女の王子様になり得るのはサンジしかいないと思うけど、その時が訪れるとしてもきっとそれはずっと先。

眠れる森の美女とか目覚めたら王子様が目の前にいた(王子様のキスで目覚めた)から良いかもしれないけど、プリンの場合はどうなるだろうね?

これから一番可能性の高い再登場タイミングは“扉絵”だと思うけど、その時のプリンがどんな感じで振る舞っているのか次第では、今後の展開がガラっと変わってくることだろう!!

光が奪われた世界の中で、彼女がどのような道を見出すのか…今後も全力で応援していきたい!頑張れプリン!!!

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