昨日の考察ではスナッチの意味そのものについて触れた。
なんだけど、それでもまだモヤモヤが払拭できないところがあるので、今回はその辺りについて触れていきたい!
昨日は「神風特攻隊みたいだ」と語ったけど、一晩考えてそれは少し違うな?と思い改めた!
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スナッチに関する違和感を整理していく!
「侍として死にたい」と語り、スナッチを叫んで死地に向かった彼ら。
彼らの様子を見て、バトワンとしては相当に強い違和感に駆られたんだよね。
彼らは少なくとも「刀を持って死ねば侍だ」と思っている。
色々と意見はあると思うけど、侍ってそうなのかな?
ワンピース950話より引用 刀を持って死ねば侍なのか?
昨日のTwitterでは「侍魂と神風特攻隊の精神は、どちらも忠義に基づくものだと思う」と述べた。
これは自分でツイートしてからハッと気付いたんだけど、彼らの行動は“光月一族への背信行為”なんだよね。
だから、神風特攻隊の精神でもない。忠義はそこには存在しないんだ。
彼らは(現時点の情報を元にすれば少なくとも)あくまで自分のために死地へと向かっていった!
ここに彼らに賛同できない根幹があるような気がするかな!
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自分のために死を選んだ侍たち!
井戸を壊され、畑を焼かれ。
それが引き金となって、彼らは鬼が島への集団特攻を仕掛けた。
この様子が“神風特攻隊”のように思えたんだけど、今回の彼らの特攻には決定的に“忠義”が欠けていると思う。
彼らはあくまで「自分が侍として死にたいから」という理由で、死を選んだ者たち。
もちろん命賭けの決意を否定することは出来ないけれど、彼らがそう判断したことは事実だ。
ワンピース920話より引用 自分のために死を選んだ侍たち!
光月一族のために、自発的に命を投げ出すのであれば、それは侍魂だったかもしれない。
光月一族から促され、国のためにと命を投げ出すのであれば、それは神風特攻隊の精神に近いかも。
しかし彼らは誰に促されるわけでもなく、敗北とわかっている戦いに飛び込んで死んでいった。
これはもはや“集団自殺”のようなものであり、己を奮い立たせる「捨名ッ知(スナッチ)」の言葉の使いみちが、悪い方向へと働いたケースであると言えるだろう!(捨名ッ知なんて言葉がなければ、彼らは死んでいなかったかもしれない)
己の存在を捨て、己の知性をストップさせ。ただただ命を粗末にするが如く使用されたスナッチ。
もちろん使い方次第でこの言葉は侍に強い追い風を与えてくれる力だとは思うけど、この集団の「スナッチの解釈・活用方法」は「今、そのようにスナッチと唱えてはならない!」という代表例のように思えてきたかもしれない!!
言葉はシチュエーションによって意味を変える。今回はその“わかりやすい例”になってしまったかもしれないね…!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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