【ワンピース】母親ソラが愛した人&ジャッジの空虚、どこかでサンジはちゃんと息子で…みたいな話!

出来損ないに離縁を迫られた父親と、感情を奪われて生まれてきた息子たち。

彼らの立場に立って自分の視点で考えることは容易でも、彼らの立場に立って彼らの視点で考えることはとても難しい!!

これは自分と他人の間に決定的な壁があることを示していて…みたいな、精神的な話も絡めつつ、今回は心の深みに潜っていければと思うよ!

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母親ソラが愛した人&ジャッジの空虚、どこかでサンジはちゃんと息子で…みたいな話!

いや、そんな入り方をしたのも、何を隠そう今回のWCI編は“価値観の大どんでん返し”がめちゃくちゃ多かったから!

プリンの一件が特にダメージでかかったけど、他でも意外なコトが沢山起こったよね!

今回の870話では遂にサンジがジャッジとの親子関係にケリを付けたんだけど、そこで気になったのが以下のカットだ!

激しく胸ぐらに掴みかかったものの、鼻水垂らしてどこかツラそうなサンジ!


ワンピース870話より引用 サンジはジャッジに掴みかかったものの、鼻水垂らしてどこかツラそう!

サンジは優しすぎるから「あんな親父でも親父は親父…」みたいな葛藤を抱えている可能性もあると思う。

しかし、上記は本当にそれだけだろうか?

他にも色々可能性はあると思うけど、ここでは以下の“母親ソラ”を通したアレコレを絡めて考えてみたいところ!


ワンピース841話より引用 母親ソラの思い出は、サンジにとって温かい思い出!

サンジにとって温かい思い出だった母親ソラは、確かに“大好きなお母さん”だったんだ。

彼女はジャッジと意見が対立していた…として描かれていたけど、はたして本当にそれ“だけ”が彼女の本質だろうか?

ソラの背景にはもっと違う何かが隠されている可能性がある気がする!

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人間は不安定で、とても多面的な生き物!

そもそも人間は不安定で、とても多面的な生き物。

また、人と人との繋がり&コミュニティになると、その関係はより複雑になる。

それはジャッジとソラのような夫婦だったとしても当然のように起こり得て。

以下はジャッジと衝突した時のソラだけど、これが彼女の全てではない…と、このページでは考えてみたい!!


ワンピース852話より引用 ジャッジと衝突した時のソラ!

ここはジャッジとソラの間で“子供に対する方針”を原因に亀裂が入ったシーンだと思う。

わかんないけど、それまではそれなりに仲の良い夫婦だったりしてね、二人は!

だとすればジャッジはサンジにとって「オレにとっては顔も見たくない親父だが、大好きなお母さんが愛した人だ!」みたいな感じになる!

これは相当フクザツだよね!

作中ではまだ語られていないけど、もしサンジが母親ソラから「お父さんはああ見えて、本当は良いところもあるのよ」なんて言葉を聞いていたりしたとしたら…。

実際ジャッジは意外と子煩悩な、普通の親父っぽさも持ち合わせているしね!


ワンピース841話より引用 ジャッジは意外と子煩悩な、普通の親父っぽさも持ち合わせている!

「良いところもあるから」という理由でジャッジがこれまでサンジにしてきたことがチャラになるわけじゃないけど、もしこのようなバックグラウンドが存在していたとしたら、その事実はサンジを大いに苦しめることになったかもしれない!

上記カットの場面とかも、サンジは「自分もあの輪に入りたかった」とかって当時思ってたかもしれないし!

最後の最後まで「出来損ないに借りは作らない」と、コジれてしまった父子関係。

どこで歯車が狂ってしまったんだろう。

どこで間違えてしまったんだろう。

そんな想いがジャッジの空虚な心には、今ごろ渦巻いているんじゃないだろうか!

大きく間違え、歯車は狂ってしまったけど…ジャッジの心のどこかでは、サンジはサンジでちゃんと息子で…。

これからジャッジが護衛に奮闘してくれると思うけど、その中でそんな背景が思い返される時がやってくるような気がするところだ!!

ジェルマの科学者に向けて「なんてサンジだけ出来損ないなんだ!オレの息子なんだ!!なんとかならないのか!!」なんて迫るジャッジの回想シーンが描かれる日も、そう遠くない未来だったりしてね!

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