「マザーモード」からの「あんこの仁義」で株価急上昇中だったビッグマム。
しかし最新のエピソードでは、それがすべて帳消しになってしまうような振る舞いをとってみせた。
まさに“上げて落とす”といった感じ、その残忍性はやはり生まれながらのモンスターだ!
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ビッグマムの残忍「可愛い」の定義について!
まず最初にチェックしたいのは以下のカット。
ここでは残酷にもゼウスに対して“用済み宣言”をしたところだ。
対して自分を助けてくれたプロメテウスには「お前はかわいいね〜」と語っており、ここに彼女にとっての可愛いの定義が見え隠れしていると思う。
そう、ビッグマムにとって可愛い・可愛くないの定義には、役に立つ・役に立たないが大きく関係している…ということだね!
ワンピース1013話より引用 ビッグマムにとって可愛い・可愛くないの定義には、役に立つ・役に立たないが大きく関係している!
多くの場合、可愛い・可愛くないという感情は、役に立つか否かと切り離して考えられることが多い。
しかしビッグマムの場合は、そこに利用価値の部分がプラマイされて評価されてたりするみたいだね。
ナミがお玉ちゃんに対して「守ってあげたい」と思った感情とは全く違う条件も交えて、対象に向き合っていることがわかるね。
あくまで基準は自分本位、幼い頃のリンリンが備えていたあの特徴を思い返させるシーンだとも感じたかな!
ワンピース866話より引用 純真無垢にクマさんを殴り殺してしまったリンリン!
自分と、自分以外の対象との関係というかバランスを取ることが極端に苦手だったあの時のリンリン。
長い歳月を経て人間的に成長もしてきたんだとは思うけど、先天的な“唯我独尊”は大きな変化はなかったみたいだ。
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お玉ちゃんに対しても同じ価値観で接した!
次にチェックしたいのは以下のカット。
ここでは「去る者がきらい」という理由で、お玉ちゃん側にも暴力を振るおうとしている。
少し前の記事で、ビッグマムにも「友達を傷つけるやつは許さない」流儀が働くものと書いたけど、このシーンをみていると、ビッグマムにとっての“友達の定義”がそもそも通常とは違っている気がするよね。
可愛いとか友達とかいっても、結局は対象のことを「ペットかなにかのように考えている」雰囲気が満載だ!
ワンピース1013話より引用 対象のことを「ペットかなにかのように考えている」雰囲気が満載!
そういえばビッグマムは「珍獣コレクター」としての一面を持っていることで有名。
WCI編ではブルックがその影響をうけ、一時的に捕まってしまうところまでいってしまった。
珍獣とはいわかないまでも、お玉ちゃんやゼウスに対しての振る舞いにも、ビッグマムのそういう特性が反映されているような気がするよね。
マムにとっての“可愛い”には多くの歪みが含まれている。
以降の展開でもそういった側面が垣間見えてくるかもしれないので、注目しつつページをめくっていきたい!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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