ビッグマムの散り際に語られたロジャーへの追憶。
今回はこの辺りについてのバトワンなりに考察を入れていきたいと思うよ!
マムですら“ひとつなぎの大秘宝”の具体的情報をあまり掴んでなかったんだね!
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マムの追憶、消えることなき財宝への野心!
いろいろと気になることが多かった今回の1040話。
今回はビッグマムの散り際についてなんだけど、まずは以下のカットから。
これ、どうかな?ビッグマムの発言を聞く限り「ひとつなぎの大秘宝」が実在するか否かすらまだ確定的な証拠をつかんでいなかったとみて間違いないよね?
ロードポーネグリフを大事に保管していたことから、ラフテルの存在は確信している。
しかしワンピースの存在にはいまひとつ確信がもてない…といったところだろうか。
ワンピース1040話より引用 ワンピースの存在にはいまひとつ確信がもてない…といったところだろうか?
で、ここで思い返したいのは以下のカット。
そう、ラフテルは別名「ラフ・テイル(笑い話)」とも呼ばれる島なんだよね。
ってことはビッグマムは「ロジャーに踊らされてる」って可能性も無きにしもあらず。
いや、それを言っちゃうと大海賊時代の海賊全てが…ってことにもなるんだけど、ビッグマムはとくに強欲な印象が強かったかも!
ワンピース967話より引用 Laugh Taleと名付けられた島!
上記カットを踏まえると、まさに「死んでなお伝説となる男」がいかなるものかというのをまざまざと見せつけられているような気がする。
おそらくマムやカイドウが死んだとしても、後の海賊にこのような印象は与えないだろう。
このことがすでにして、ロジャーとマム、カイドウらとの格の違いを物語っているような気がするかな!
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マムは本当にその宝がほしいのか?
で、後半ではさらにマムの心理に踏み込んでいきたいんだけれども。
さて、ビッグマムはワンピースのことを何だと思ってるんだろうね?
何の財宝なのかもわからないまま追いかけている、そのうえ以下のカットでは「この国にもあるんだろ?」なんて言ってたり。
このフレーズはワンピースの重要なヒントになる反面、マムが「何が欲しいかもわからないまま欲しがっている」という印象を受けたかな!
ワンピース1040話より引用 マムは本当にその宝がほしいのか?
今回のマムのことを見つめていると、以下のカットを思い出す。
これはWCI編の終盤。クロカンブッシュを食べて嬉しそうにしていたビッグマムの様子だ。
これが彼女にとっての最上の幸せではないのか?
幼少の頃に家族を見失い、長い年月をかけて信頼できるファミリーを得た。
一緒に食べれるんだ、美味しいお菓子を。お茶会だってできる。
でもまだマムは“欲しがる”んだね。
ワンピース829話より引用 クロカンブッシュを食べて大喜びするマム!お望みのものを食べさせると、ある程度は機嫌が戻る!
上記、一連の流れをみてみると、ビッグマムがどこか不幸なようにも思えてくるから不思議なところ。
自分が本当に何がしたいのかを自分自身で理解しきれてないというか。
いや、もちろん人間というのは多面的なものだから「お菓子が好きなママ」の一面と「宝を狙って冒険する海賊」の一面がひとりの人格に同居していても全然いい。
しかしそれでも、これだけ満たされた環境にありながらなお、ひとつなぎの大秘宝に対してここまでの執着を燃やせるということ。
これは常人にはなかなか難しいことであると思うし、それゆえに彼女は“四皇・ビッグマム”なのかな、と考えさせられるエピソードだったといえるんじゃないのかな!
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