今や伝説の船となったゴーイング・メリー号。
以前もメリー号について考察したことがあったけど、今回は再びその記憶に寄り添ってみたい!
ゴーイングメリー号の残骸は、今も海底で安らかに眠りについていることだろう。
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メリーの記憶、暗くて寂しい海底で眠る伝説の船!
44巻、エニエス・ロビー編にて、メリー号の旅は幕を下ろした。
イーストブルーで造船され、リヴァース・マウンテンを駆け上り。
果ては空島にだって行くことが出来た伝説の船だ。
炎に包まれてゆくメリー号が美しくも切ない!
グランドラインという険しい航路を共に航海してきた仲間として、最後の一片が燃え尽きるまで見送ったことだろう。
ワンピース44巻より引用 メリーの冒険の終わり
メリー号の旅はここで終わりを告げ、フランキーに作ってもらった“サウザンド・サニー号”に乗っての新たな旅が幕を上げる。
このタイミングは麦わらの一味にとってひとつの区切りになったことは間違いないだろうね!
メリーのラストシーンは今でも感動的で、たまに読み返して泣きそうになる!
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海底は暗くて寂しいからな
また、ルフィはメリー号を弔う際に以下のような言葉を残している。
当時のバトワンとしては「少しルフィらしくないような?」と思ったことを思い出すところだ!
当時は“ありがとう系のセリフ”のほうがルフィに似合うような気がしていた。
ワンピース44巻より引用 海底は暗くて寂しいんだ。ルフィはそれを知ってる。
でも、これには理由があったんだと今では思う。
「海底は暗くて寂しいからな。俺たちが見届ける。」
これは、ルフィが“海底は暗くて寂しいこと”を知ってるって感じのセリフだよね。
で、60巻で描かれた以下のカットが追い打ちをかけるようにフラッシュバックしてくる気がする。
ワンピース44巻より引用 沈みゆくサボの船!
そう、ルフィはすでに幼少期、サボが海に沈められてしまった…的な経験をしているんだ。(実際には生きてたけど、この時のルフィには知る由もなかった)
この時何度も海底のことを想像したんじゃないかな?
だからこそ“海底は暗くて寂しい”という言葉を発したのかもしれない!
また、ルフィの心境は描かれたことがないってのは有名な話だけど、これを絡めると、この時のルフィは一層いろいろな想いに駆られていたような気がする!
メリーへの感謝の気持ちや、沈みゆく海底のこと。
当然「これまでありがとうな」的な感じの気持ちもあっただろうし、サボのことも思い返していたかもしれない。
「お前もサボのところに行くんだな…」とか「メリーはサボに会えるかな」とか、その他もろもろ。
なんだかあの時のメリー号とルフィの気持ちを考えると、何度だって泣きそうになれてしまうから不思議だね!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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