カイドウという強敵と戦う中で「ルフィが作りたい世界」が示された1049話。
お前にどんな世界が作れる?と問われる中で、反射的に繰り出した言葉ではあると思うけれども、これはルフィの本心ということで間違いないだろう。
世界中に友達がいて、かつその属性に偏りがあるルフィにとって、この問題を解消するには政治への介入が必要不可欠である点がとても興味深いね!
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ルフィの夢の果て&世界政治との関わり合いについて!
今回のメインテーマは以下のカット。
ルフィの目標は壮大ではあるものの、リアリティもあるものだったなと感じるところ。
「友達が腹いっぱいメシを食える世界」を作る(作りたい)というのはルフィらしい発言だよね!
ルフィはこれまでたくさんの内乱や戦争に関わってきたけど、戦争には飢餓がセットになっていることも少なくない。
アラバスタでは水の奪い合いもあったしね、食べ物・飲み物のありがたみをよく知ってるって感じ!
ワンピース1049話より引用 ダチが腹いっぱいメシを食える世界を目指して!
ワンピース世界は大きくわけて2種類の考え方の人がいる。
①の面々はもともとの血筋で大金持ちか、なにかのはずみで一発当てて金持ちサイドに回れた者たち。
彼らは自分たちの地位、権力、金といった既得権益を守らんがため結託しているし、それらの財にものをいわせて人を動かし、今の世界を牛耳っている少数派だ。
対してルフィは②の側についてるんだよね、この層にルフィの友達は多く存在する。
で、以下のカット。
ワンピース57巻より引用 持てる者と持たざる者の対比!
これは57巻にてドフラミンゴが語った内容のワンシーン。
当たり前のように豊かさを享受する人々はいくら豊かでも飽き足らず、貧しい人々は戦場でもなんかたくましい。
不平等な社会を象徴しているワンシーンだ。
ルフィは別に①の人たちを貶めようとしているわけじゃないんだけど、少なくとも上記のようなあからさまな二極化をなんとかしようとしている…って感じなのかもね!
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ルフィの政治介入は起こり得るのか?
で、このような前提を踏まえたとき、この格差に対してアプローチするには政治の力が必要不可欠だ。
なぜなら世界中で貧富の差をめぐった争いは起こっているわけだから、争いがおこる度にルフィがその場所に足を運んで仲裁して回ることなんて不可能なんだから。
だとすれば、この問題を解決するためには政治の力に干渉して①の人々が支配する方法そのものにアプローチするのがもっとも現実的。
たとえば以下、シャンクスあたりはすでにそういう動きを取っているんじゃないだろうか?
ワンピース907話より引用 シャンクスの再登場シーン、政治に介入してる?
五老星はイム様を除いて現世界の頂点なわけだけど、おそらくイム様が世界に関与できる範囲は限られてる気がする。
むしろ舵取りは五老星に委ねられていて、イム様はどうしてものときだけ判断する…みたいなのがリアルな感じがするかな。
そんな五老星に対してシャンクスはおそらくなにかの要求をしに動いていた感じ。
ともあれば、それこそ「世界の舵取り」にシャンクスが関わっている…という解釈もできるだろう!
カイドウを倒してルフィももうすっかり四皇だし、この地位になればシャンクスと並んだと見てもまぁいい感じ。
そのうちルフィも五老星に意見をするようになる可能性はあるかもね!(もう1つのパターンもあるけど、その考察は明日)
いずれにしても、ルフィはついに“高み”へと到達したといえると思う。
カイドウとマムを倒した以上、対等以上の相手はイム様、五老星、海軍元帥赤犬(三大将クラスではすでに役不足かもしれない)、シャンクス、黒ひげ、ドラゴン…と、この6勢力くらい。
ここまでくればルフィが世界の核心に口を挟む段階が訪れたとしても不思議はないだろうね!
そしてその動きは夢の果てへと続いていくんだろう!
ワンピース 第六十巻より引用 ルフィの夢の果てが暗示されたシーン!
上記のカットでも暗示されたルフィの夢の果て。
ついにルフィが作りたい世界の姿もおぼろげながら見えてきたし、ワンピース世界が向かう着地点が見えてきたね!
持てる者vs持たざる者の壮大な戦い、その最終戦争。
そのひぶたがついに、切って落とされようとしている…!!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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