ロジャー海賊団の解散エピソード。
今回はこの一幕についてバトワンなりの感想・考察を記していきたい。
伝説の海賊団の幕引きだね、これはとても熱いシーンだ…!
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ロジャー海賊団・解散のエピソード、綴られた嘘の格好良さについて!
ラフテルに到達し、その財宝はワンピースと呼ばれた。
この時のロジャーはすでにひととおりの冒険(エッドウォーの戦いを含む)も終えており、旅の目的を果たしたといえると思う。
海賊団の解散を発表するロジャーの様子は以下だ。
最後の最後まで、非常に凛々しい英傑の表情をしているね〜!
ワンピース968話より引用 最後の最後まで非常に凛々しい英傑の表情をしている!
多くのならず者を束ねたゴール・D・ロジャーという男。
一番最初に船を降りた彼の様子はまさに“威風堂々”といった感じだった。
ちなみにここで残っている疑問としては「海軍のいない海」で船を降りたという事実。
ロジャーはこのあと海軍へと自首し「大海賊時代」の始まりを告げるわけであるが、一度は自由になるタイミングを得ていることになる。
わかんないけどもしかしたら、このタイミングにてポートガス・D・ルージュとの間にエースを授かることになるのかもしれないね!
となるとこの“海軍のいない海”というのは、もしかしたらバテリラのある南の海だったりするのかもしれない…!
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光月おでんの記した男の嘘!
そして今回さらにインパクトが強かったのはこれ。
光月おでんの記した男の嘘だ。
これは非常に格好良かったと思うし、ワンピース史上でもかなりの感動エピソードになるんじゃないかと思う。
バトワンとしてはクラバウターマンとメリー号のエピソードを思い出したかな…!
光月おでんによって記された「誰も泣かなかった」という嘘は、誰のためにつかれた嘘なのだろうか。
おそらくは“誰のため”という具体的なものはないのだろう。
しいていうのならば、これはまず“おでん自身のため”であり、次に“他のクルーたちのため”であり、最後に“ロジャーのため”という序列になってくると思う。
みんなが泣いてもロジャーが怒るわけではないと知りながらも、泣かずに笑顔で見送ってやりたいという気持ち。
そしてそれが出来なかったという事実と、それを肯定してしかるべきであるという理由。
これらが複雑に絡み合った結果がこの“男の嘘”だったように思えるかな!
ワンピース968話より引用 光月おでんの記した男の嘘!
論理的に考えることは難しいことだし、ゆえに価値がある。
しかし価値があるからといって、世界は論理だけで構築されているわけではないし、なにより人間は理屈だけで動くように出来ていない。
今回のおでん&クルーたちの振る舞いからは特に、そういった雰囲気が感じられたと思う。
心理描写とその解釈、また言語化に関しては常に正確に扱うのが難しいんだけれども、その中でも上記の嘘は「最難解」の部類に入ると思うし、ゆえに興味深いシーンだといえるだろう…!
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