ワンピースを取り巻くさまざまな親子関係。
今回はその中から、ヤマトについてバトワンなりに触れていきたい。
親子には色々な関係があると思うけど、カイドウとヤマトの関係もまた特別なものだ!
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因果の鎖に囚われし者、ヤマトの想いについて!
四皇でタイマン最強ともいわれるカイドウ。そしてその娘、ヤマト。
豪快無比な父親に対し、ヤマトもまたどこか明るい性格をしているよね。
ヤマトは決別を望んでいるだけど、そこに恨み辛みや苦しさのようなものは、今のところ感じられない!
ワンピース1016話より引用 ヤマトは決別を望んでいるだけど、そこに恨み辛みや苦しさのようなものは、今のところ感じられない!
この2人に関しても、ちょっとした対比が行われていて面白い。
巨漢力強く、ワノ国に居座ろうとする豪傑、カイドウ。
そして、それに比べて華奢な女性でありながら、ワノ国を飛び出したいヤマト。
カイドウはその立場もあって世の中のことをよくわかってるし、ワノ国の重要性も、外の世界のことも知っている。
対してヤマトは同じ知識を持っているわけじゃないんだけど、それを自分の目でみて解釈したい!という好奇心があるわけだね!
ここには「事実と解釈の違い」みたいな部分も
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事実だけが常に真実とは限らない、ヤマトの想いについて!
事実というものは動かしようのない現実であり、それは絶対に揺らぐことはない。
しかし、ヤマトをみていると「それが必ずしも常に真実ではない」かのように思えてくるよね!
それは以下のカットで白ひげに迫った、おでん様の様子を見ても一緒。
この2人の共通点は「外の世界に対して再解釈を与えたい」という部分だろう!
世界は簡単には変わらないが、それを解釈する自分自身を変えることは出来る!
ワンピース964話より引用 おでんは白ひげをもたじろがせた!
ワノ国と世界政府の関係、Dのいち族のこと、忘れられた歴史について。
もろもろの事実はそこにドンとして構えており、カイドウはそれを知っている。
しかしそれを踏まえて、ヤマトに「ワノ国に残れ」というのは、あくまでカイドウの価値観にすぎないんだよね。
世の中の現実をカイドウが見て“カイドウが解釈した”価値観のもとにくだされた判断。
絶対にありえないけど、カイドウと全く同じ知識を持っている人間がいたとしたら。
もしかしたらその判断は、カイドウ当人とは180度異なるものになってたりするかもしれない!
「世界を自分の目でみたい」というのは、その知識を得たいということではなく。
自分の目で見た世界の情報に基づいて、自分なりの解釈をし、どのように向き合うかを決定したいということ。
そういう意味では今回のヤマトの決別意識は「自立したい!」という気持ちの表れなのかもしれないね!
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バトワン世界の歩き方を追記!
バトル考察で盛り上がろう!