ビッグマムという巨大なモンスターと共にあること。
これは外敵から身を守るのに非常に大きな効果を発揮する反面、食いわずらいという危険をはらむ危険行為でもあるんだ。
それでも彼女に寄り添ってしまう人々の業…90巻のSBSで語られた内容の中で気になった要素のひとつが、バトワンにとってこれだった!
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人々の背負うカルマ、大きな力に寄り添ってしまうことについて!
今回ピックアップしたいのは以下のやりとり。
普通なら「また大きな危険が訪れることがあるかも?」くらいで返答を返すところを、その一歩先の気持ちを踏まえて返答している辺り、尾田先生の丁寧さ&汲み取る力のスゴさを感じた!
以下の内容は多くの読者にとって、かなり納得するものだったんじゃないかな?
ワンピース90巻より引用 この内容は多くの読者にとって、かなり納得するものだったんじゃないかな?
たしかに尾田先生の言う通り、もしもの時のためにトットランドから逃げ出す…というのは考えにくいというもの。
というのも、これまでもビッグマムの食いわずらいの危険は常にそこにあったわけで、それを知りながら人々は暮らしてきたんだ。
そのことを思うと、ビッグマムの“食いわずらい”は、現地の人々にとって地震や台風といった自然災害と同じような「その土地に住んでいくにあたって、こちらが出来るだけ対策していかないといけないもの」のひとつなのかもしれないね。
しかしともあれ「リーブオアライフ」と問われてライフを差し出すほどのトットランド。
食いわずらい&魂の徴税という2つの要素を受け入れてなお、住民にとってこの土地は魅力的…ということなんだろうか?
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どれほどの対価を払ってでも「そこに住みたい」という感覚について!
人間という生き物は「変化を嫌い、安定を好む」という性質を持っているとされる。
この性質があるからこそ人々は手を取り合って行動し、やがて文明が生まれていったと思うんだ。
しかしこの特徴は、場合によっては人々を縛り付ける鎖となるケースもあって。
はるか昔にした「楽園という名の牢獄」という考察(いまだに当たり外れの結論が出しにくいところがある)とかは、人の「安定を求める心」がマイナスに働いた一例なんじゃないかな。
ワンピース835話より引用 微笑みながら寿命を差し出す女性!
◯【ワンピース】リーブオアライフ?「楽園という名の牢獄」について。
変化を求めるのが正しいことかはわからない。
また、安定を求めるのが正しいことなのかも状況による。
結果論になってしまうかもしれないけど、僕たちはその時々に合わせて臨機応変に振る舞っていかなくてはならない…ということなんだろう。
前半SBSの件で触れた「食いわずらいという危険がありながらも、ビッグマムの庇護から離れられない」いうのもまた、もしかいたらこういう心理が働いているのかもしれないね。
未来は誰にもわからないけど、トットランドはプリンちゃんやカタクリを含めてバトワンの大好きなキャラ達が暮らしている場所でもある。
ビッグマムの食いわずらいが二度と発動しないようにするのは難しいと思うけど、どうか今回のような大惨事が二度と起こらないように、強く願いたいところだ!
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バトワン世界の歩き方を追記!
バトル考察で盛り上がろう!