人生で一番大事な日は二日ある、生まれた日となぜ生まれたかを分かった日だ。
これは“トム・ソーヤーの冒険”の著者として有名なマーク・トウェインの言葉。
今はサンジを中心に物語が進行している感じだから、この言葉にサンジの人生を当てはめてみたい!
きっと、ある程度しっくりくる感じになるんじゃないかな?
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人生で一番大事な日は二日ある、生まれた日となぜ生まれたかを分かった日だ。
サンジにとっての大切な日のひとつ、生まれた日。
ジェルマ66という戦争屋組織の中に生まれ、落ちこぼれとして扱われ続けてしまった過去。
彼に“コックになりたい”という夢を与えてくれたのは、他ならぬお母さんだった!
ワンピース841話より引用 自分を生んでくれた人が喜んでくれたこと
サンジのお母さんまでヒドい感じだったらどうしよう…と不安に思っていたけど、上記カットを見て安心した!
こんなお母さんからなら“生まれてよかった”と思えたかもしれないね!
お母さんとサンジの“2人きりのエピソード”はまた後々描かれてくるとして、少なくともサンジがお母さんを大好きだったことは確定だと思って良さそうだ!
父親・イチジ・ニジ・ヨンジからの迫害は強烈だったから、その反動もあったのかもしれない!
ワンピース841話より引用 サンジはきっと羨ましかったんだろうなぁ…
お母さんは無条件に優しくしてくれたけど、お父さんは強い子にしか優しくしてくれなかった。
お母さんからは愛情を受け取ることができたけど、ジャッジからは愛情を受け取ることができなかったんだ。
あの時のサンジは寂しかっただろうなぁ…。
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愛情は望む望まないに関わらず唐突に与えられる!
これはバトワンの持論で、あくまで勝手に思っていることなんだけど。
愛情っていうものは“望む望まないに関わらず唐突に与えられる”ものだと思うんだ。
唐突に与えられるし、それが自分の考える理想的な愛情の形だとも限らない。
でも、だからこそ価値があるんだよね、きっと。
ワンピース7巻より引用 愛情は望む望まないに関わらず唐突に与えられる
嵐の夜に遭難し、たった2人で孤島に流れ着いてしまったサンジとゼフ。
その時唐突に与えられた愛情は、とてもゴツゴツとしていてぶきっちょなものだった。
洗練された王家出身のサンジにとっては、思い描いていたものとかけ離れれていたことは間違いないだろう。
でも、あの瞬間はサンジにとってきっと大切な瞬間だったはずだ!
そしてゼフはサンジを一人前のコックに育て、ルフィ達と共に海へと送り出してくれた。
ワンピース8巻より引用 サンジが一人前の男として独り立ちしたあの日
さて、このタイミングはトップで紹介した“人生で一番大事な日は二日ある、生まれた日となぜ生まれたかを分かった日だ”という言葉に対し、どのような位置づけになるだろうか。
バトワン的に、サンジはこの時初めて“この世に生を受けた”と解釈することが出来ると思ってたりする!
ジェルマ時代に徹底的に根こそぎ奪われてしまった自尊心。
それを取り戻した瞬間がこのカットなんじゃないかな?
だとすればサンジにとって“なぜ生まれたかを理解するタイミング”はいつになるのだろう!
ルフィが海賊王を目指すように、サンジもまた“架せられた使命の在処”に出会うことは出来るんだろうか?
そのタイミングはもしかしたら、彼がオールブルーに到達したその時なのかもしれない。
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