いや、いくらなんでもこれは“考え過ぎ”だろう…。
しかし、これには“ある種の真理”が含まれていることはきっと事実だと思う。
人間を屈服させるならばまず絶望を与えること、それがビッグマムの狙いであるのならば。
もしかしたら今読んでいるのは“人が洗脳されていく様子のリアルタイム中継”だったりしてね。
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人間が洗脳されていくリアルタイム、絶望と救済による感情操作。
ルフィと壮絶な大喧嘩を演じてみせたサンジ。
すでに「これ以上は無いだろ」っていうくらい、世界中のあらゆる絶望がサンジの肩に一片に乗しかかってきているかのようだ。
サンジは自分に与えられた数々の絶望の前に屈し、運命と戦う意志を折られてしまった。
ワンピース844話より引用 サンジはルフィと決別することを選んだ…。
ルフィの叫びと約束がサンジの心に届いたかどうかはよくわからない。
これから再び闘志を奮い立たせる展開になるかもしれないし、そうはなってくれない可能性だってある。
女神のように扱い大好きだったナミさんにもビンタされちゃったし、こんな表情で見限られてしまった。
これらのことはサンジの心にとってかなり大きなダメージとして残っただろう。
いや、もはやこれまでに蓄積したダメージがデカすぎて、若干感覚がマヒしてきちゃってたりしてるかもしれない…。
ワンピース844話より引用 ナミにも見限られてしまった…。
サンジとナミの関係がこんな感じで決裂してしまうのはとても悲しい。
現段階このエピソード周辺で最も力を持っているのがビッグマムとジェルマだから当然かもしれないけど、彼らの思惑通りにシナリオは進んでいってしまっているみたいだ。
そしてそのやり口はかなり徹底していて、サンジは結果的に“絶望からの救済”という現実を目の当たりにすることになってしまった。
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最悪の状況で舞い降りた女神
最悪の状況においてサンジの元に舞い降りた女神。
それこそがシャーロット・プリンだった。
以前の考察でも書いたけど、以下のカットにおけるプリンの感じを見て「もし神様がいるなら、それはきっとこの人だ」くらいのことを思ったんじゃないかな。
ワンピース845話より引用 プリンはまるで女神のようだったはず…。
サンジのために泣いてくれたプリン。
その様子を見て、サンジはそれを「救い」と表現した。
しかし、この感覚は物事を正確に捉えているのだろうか?
ワンピース845話より引用 サンジはプリンの中に救いを見出した…!!
ここで“救いを与える”ということがマム&ジェルマの最大の狙いだったとしたらどうしよう…。
これが今バトワンが一番気がかりになっているポイントなんだよね。
プリンの手を掴むのか、ルフィの手を掴むのか…といった問題じゃない。
もしかしたら今現在リアルタイムで読者が見せられているのは“人が洗脳されていく様子”なのかもしれない!
個々に来てなぜだか“救い”というキーワードが何か引っかかってしまった!!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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