仮説修正・レイドスーツに対するサンジの向き合い方と新たなる解釈![考察]

今回の930話で大幅に仮説を修正する必要が出てきてしまった。

というのも、サンジがレイドスーツを着ようとしていることが判明したから!バトワンはレイドスーツ登場はもっと先だと思ってたから大きな判断ミスだったね!

少し恥ずかしい気もするんだけど、この判断ミスの原因などについて紹介していくよ!

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仮説修正・レイドスーツに対するサンジの向き合い方と新たなる解釈!

今回のラスト、レイドスーツを着る姿勢を見せたサンジの様子は以下。

このカットはめっちゃ驚きだったよね、ワクワク感も感じたけど自信のあった仮説が外れてしまってショック!

何度かお伝えしているけど、バトワンとしてはレイドスーツの登場はもっとずっと先になると思っていたんだよね。

では、その根拠について(恥ずかしながら)公開していきたい!


ワンピース930話より引用 自信のあった仮説が外れてしまってショック!

レイドスーツの登場がもっと先になると思っていた理由の根拠は「サンジが自分から望んで着ることはない!」と考えていたから。

サンジはジェルマを憎んでいたし、WCI脱出の船の中でもレイドスーツを拒む姿勢を見せていたんだ。

よって、バトワンとしてはこの時点で「サンジはまだジェルマについての心の整理がついていない」と読み解いたんだよね。

バトワンの前提でいけば、レディ(ナミやロビンなど)が窮地に陥ってしまった時に、葛藤の末レイドスーツを着用して戦う展開を想像していた。

その結果で「科学も人の力」であることを理解し、ジェルマに対する見方が変わるんじゃないかな?と考えていたんだよね。

でも、930話ではこのことに疑問符が突きつけられた…ってことになる!

では今回の内容を踏まえて導き出せる「新たなる解釈」とは?

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ジェルマとの決別・心の整理はWCI編ですでについていた?

今回はこれらの前提を踏まえて仮説の修正を迫られる事になったんだけど、このことはサンジの人物像をさらに深く理解するためのキッカケにもなったかもしれない!

これらの仮説を元にWCI編を 振り返ってみると見え方が全然変わってくるから興味深いところだ!

まだ過去との決別・心の整理がついていない…と思っていたサンジだけれども、WCIの時点で「自分がジェルマの王子であること」を全て受け入れていたように思えてきたかも!

例えば以下のカット。バトワンとしてはこれは単純に「親子の縁を切りたい!」とサンジが考えていたかのように受け止めていたんだ。

でも、実際にはそんな単純じゃなかったのかも。

サンジはこの時、すでに「ジャッジと自分が親子であることをしっかりと認め受け入れながらも、この言葉を口にした」のかもしれないよね!

サンジは誰よりも優しいし、子供の頃は父親に愛されるイチジ・ニジ・ヨンジ・レイジュを見て羨ましいと思っていたと思うから、この時の言葉は単純な憎しみや恨みからきたものではない…と考えてみたいかも!


ワンピース870話より引用 ジャッジは情けないこと続きだけど…?

ジャッジがクソ親父であることは揺るがない。

でもサンジの立場に立ってみたら、それでもやっぱり「親父は親父」だったりして。

確かに上記のカットでは「お前はおれの父親じゃねェ!」って口では言ってるし、実際にゼフを本当の父親のように思っている。これは確かだと思う。

でも、それはあくまで精神的な問題であり、現実的な問題では(認めたくないかもしれないけど)ジャッジは確かにサンジの父親なんだよね。

これらのことが複雑に関連して「心の底から憎みきれない」みたいな感じになってるんじゃないのかな?(イチジ・ニジ・ヨンジに対しても“兄は兄”と思ってるのかも)

そう考えてみると、以下のカットもある意味では納得がいく!


ワンピース903話より引用 このカットの解釈も変わってくるね!

このカットは「ジェルマの話を持ち出すな!」って言ってるけど、これは文字通りに受け止めるべきものではなかったのかもしれない。

どっちかというと「今はジェルマのことを考えたくないから、しばらく放っておいてくれ!」みたいな意味あいだったのかもしれないね!

これらの点を踏まえてWCI編を読み返すと、サンジがジャッジ・イチジ・ニジ・ヨンジに向き合っている時の感情の変化が一段と面白くなってくると思うので、単行本を持っている人は読み返してみても面白いかも!

バトワンもこれらの内容を元に昨日読み返してみたけど面白かったよ!睡眠不足〜!!

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