ワンピースは張り巡らされた伏線がすごい作品だけど、今回は伏線と暗示の違いについて触れていこうと思うよ!
伏線と暗示って似ているように見えて全然違うものだから、しっかりと切り分けて考えておきたい部分だね!
ちなみに伏線というのは一般的に「あとで述べる事のためにあらかじめほのめかしておく、話の筋」のことを指すとされた言葉!
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伏線と暗示の違い、どういうルートを通って結論に辿り着くかの話!
今回の931話にて、サンジは透明化の能力を持つ「ステルスブラック(おそばマスク)」へと変身することが出来ることが確定した。
サンジが透明化の能力を得ることになったと知った時は「そうきたか!!」って感じだったね〜!!
ワンピース931話より引用 おそばマスクに変身したサンジ!
○ステルスブラック(おそばマスク)に変身したサンジ、その能力について![考察]
で、このステルスブラックに関しては、実は「以前に(しっかりと根拠を持って)予想できていてもおかしくなかった部分」だと今になって思う。
以下、暗示と伏線の違いを踏まえつつ説明していきたい!
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暗示についての解説!
まずは以下のカットから触れていこう。
これらのシーンはいぜんから描かれていたいくつかの場面が一挙に回収されたポイント。
これは考察の根拠としてはけっこう弱めの“暗示”に該当する部分だ。
「サンジの願望が透明化の能力」…だった事実は、今回の変身の根拠としては直接的に結びつけることは出来ない部分。
ワンピース931話より引用 サンジの夢について回想されたシーン!
なので、上記カットにまつわるいくつかのシーンは、伏線というよりは“暗示”に近いポイントとなってくるね!
また同様に暗示といえば以下のカットも似たようなもの!
ワンピース929話より引用 この忍者もひとつの暗示だったね〜!
上記のサンジもまた、ステルスブラックの暗示だったといえるだろう。
これらの「暗示」は根拠としては弱いため、1つだけでは全く機能せず、2つめで現実味を帯びてくる。
そして、3つ以上揃えば「偶然の一致としては重なりすぎ」といった感じに解釈できる…といったところじゃないかな!
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伏線についての解説!
次に、伏線について解説していきたい。
ステルスブラックの伏線としては、むしろ以下のカットのほうが強烈だといえるよね?
これは暗示ではなく「筋道が通った伏線」なので、こっち方面から切り崩すほうが考察としては信憑性が高くなってくる感じ!
イチジ・ニジ・ヨンジの髪色は赤・青・緑。これを混ぜたら何色になるかな〜?
彼らの優しさが全てサンジに割り振られてしまったとしたら、逆にサンジが持って生まれてくるはずだった“ステルス”の能力が3人に分配されていると考える事もできる。
これでニジが「ステルス」を使えることにも筋が通る!
ワンピース869話より引用 イチジ・ニジ・ヨンジの感情が欠落していることは伏線となりえる部分!
○2つのステルスの違い、サンジのステルスは特殊なもの?[考察]
○【ワンピース】誰よりも優しいのよ仮説パート2、ジャッジとソラの物語について!
ジェルマの科学によると、サンジは本来「赤+青+緑を足した黒の髪色」で生まれてくるはずだった。
そう仮定すれば、ステルスの能力と共にサンジの持つはずだった“色”が他の3人に割り振られてしまったと考えることが出来るね!
こういう“論理”が備わっている内容が「伏線」と呼べるもの。暗示とはベツモノだね!
で、今回の場合は前述の「2つの暗示」に加え、後述の「伏線」が登場してきているため、これら3点にバチっと気付いていれば「ステルスブラック」に到達できていたと思う!
“2つの暗示だけ”ではギャンブル要素が抜けきれないけど、根拠が備わればしっかりと「考察」と呼べるものになる。
伏線と暗示の違いをしっかりと理解して、考察力をガッツリ高めていきたいところだね!
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バトワン世界の歩き方を追記!
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