【ワンピース】価値観の転換「黒炭オロチ最強説」を考えていく！

前回の考察ではオロチに対する評価確定を行った。

するとどうだ、黒炭オロチの存在が全く違うように見えてくるではないか！

ということで以下、今回はオロチ最強説について考えていきたい！

価値観の転換「黒炭オロチ最強説」を考えていく！

オロチの強さという指標は、これからのワノ国編を名エピソードにするためのひとつの鍵になりえることを示した。

それこそオロチが読者が引くほど（それはもう読み進めていたページを吐き気と共に一旦とじるほどに）に強烈な敵だったとしたら、ワノ国編に対する評価は一変してくるかもしれない。

「こいつが敵なら光月陣営の敗北も仕方ないか…」

そう感じさせるものを持っていたとしたら、誰もが納得する展開へと収束していくことだろう！

ワンピース933話より引用　オロチの能力が八岐大蛇であることが判明した！

そしてオロチは幻獣種、ヤマタノオロチの能力者であることが確定している。

当人が人格的に小物に見えていたから「幻獣種とはいえどうせ弱いんでしょ」って感じで思ってたけど、じつはめちゃくちゃ強かったりしてねこれ。

だとしたら彼は「高い警戒能力、赤鞘を封じる戦略性、カイドウを味方につける外交能力、高い戦闘能力」などを兼ね備えていることになる。

黒炭せみ丸や黒炭ひぐらしも優秀だし、強固な味方を固める力もあるかもしれない。

必ずしも「悪いやつ＝強い組織を作れないとは限らない」んだ。

「強い」というのがけっこう主語が大きいので表現が難しいんだけれども、実はオロチのほうがカイドウより強かったりして…というニュアンスも出てきた。

というのも以下、970話ではカイドウが「勝てない宣言」とも思われる発言をおでんにしたんだ。

当時のおでんは「弱いオロチが強い海賊を盾にして好き勝手やってる」と判断したけど、これは大間違いかも知れない…と最近は思い始めたかも。

そう、オロチこそがカイドウを武力で制圧し、力ずくで従えているのかもしれないよね？

オロチ当人がそんなに強いようには今のところ見えないけど、それほどまでにヤマタノオロチの能力が強力ってことなら、ありえるかもしれない。

ワンピース970話より引用　八岐大蛇であることが判明した！

そしてこの仮定に立った時、カイドウがオロチなんかに従っていることも納得がいくことになる。

おでんがオロチよりもカイドウ打倒を優先したことも納得できるし、なんなら上記のカイドウは「負けそうな戦いをオロチ様に頼んで助けてもらった」みたいな感じかもしれないよね。

頑丈・タフなだけの怪物、カイドウ。

これまでは攻撃面ではカイドウが優れ、守備面ではオロチが優れている…という予想を立てていたけど、実は全く逆かもしれない！

カイドウこそが頑丈なだけのゴーレムのような存在であり、ワノ国を自在に支配しているのは八本首の魔獣・ヤマタノオロチ…っていう展開も十分にありえるような予感がする！！

それこそオロチが間違って「ヤマタノオロチの能力を覚醒させるセンス」だけにでも恵まれていた天才だったとしたら…。

この前提をひとつ頭に置くだけで、以降のワノ国編は一気に面白くなってくる予感がする…！！